「ラーメンを食べると必ず下痢になる。何とかならないの?」
「下痢になってもラーメンを食べたい!ストレスなくラーメンを食べられるように、下痢にならないラーメンの食べ方を知りたい!」
「ラーメンを食べて下痢になって辛い。下痢を治す方法は?」
このように、ラーメンと下痢に頭を悩ませる人は多いでしょう。
私自身ラーメン大好きなのに下痢になりやすく、かなり苦労していましたので、その気持ちが痛いほどよく分かります。
そこで本記事では、下痢に負けじとラーメンを食べ続けた私の経験や調査結果から、ラーメンを食べて下痢になる原因や、下痢対策の方法をまとめました。
必ずや、あなたのラーメンライフを良くする情報を伝えられると思いますので、ぜひ参考にしてください。
先に結論!ラーメンを食べると下痢になる原因
まず結論として、ラーメンを食べると下痢になる原因について下記します。
下痢になる原因①ラーメンやチャーシューの油(脂)
下痢になる原因②麺のかんすい
下痢になる原因③牛乳
下痢になる原因④胡椒や一味などのスパイス
下痢になる原因⑤水の飲みすぎ
下痢になる原因⑥食べすぎ
主な下痢の原因が、この6点です。
理由については、後述していきます。
先に結論!ラーメンを食べて下痢になった時の対策や治し方、おすすめの薬
まず結論として、ラーメンを食べて下痢になった時の対策や治し方、おすすめの薬を下記します。
ラーメンによる下痢の対策①油少なめのラーメンを頼む
ラーメンによる下痢の対策②脂っこいチャーシューは残す
ラーメンによる下痢の対策③麺の湯で時間を長くしてもらう
ラーメンによる下痢の対策④クリーミーやまろやかな豚骨ラーメン、味噌ラーメンを避ける
ラーメンによる下痢の対策⑤胡椒や一味などのスパイスを入れない
ラーメンによる下痢の対策⑥スープを飲みすぎない
ラーメンによる下痢の対策⑦水を飲みすぎない
ラーメンによる下痢の対策⑧ラーメンではなく、つけ麺や汁無し担々麺、油そば、まぜそばにする
ラーメンによる下痢の対策⑨二郎系などの大盛りラーメンを避ける
ラーメンによる下痢の対策⑩よく噛んで食べる
ラーメンによる下痢の対策⑪黒烏龍茶を飲む
下痢の治し方①下痢止め薬を飲む
下痢の治し方②整腸剤を飲む
下痢の治し方③消化の良い食べ物を食べる(おかゆ、バナナ、うどんなど)
様々な対策方法や治し方がありますので、ぜひ参考にしてください。
ラーメンを食べると下痢になる原因の詳細を解説
それでは次に、ラーメンを食べると下痢になる原因の詳細を解説していきます。
下痢になる原因①ラーメンやチャーシューの油(脂)
ラーメンにはとにかく油が大量に使われています。
私が把握しているだけで、ざっと油の種類を挙げると、
・背脂
・ラード
・チーユ(鶏油)
・オリーブオイル
・ネギ油
・煮干し油
・カツオ油
・ニンニク油
など様々な油があります。
驚くべきはその量で、もちろんラーメンの種類にもよるので一概には言えませんが、おおさじ4~5杯ぐらいは入っていると考えてもよいでしょう。
スープだけでなく、最近では脂身の多いチャーシューも増えてきました。
二郎系ラーメンなどは、スープも脂っこいわチャーシューも脂っこいわで、まさに下痢になる要素が詰まっています。
なぜ油が下痢になる要因かと言うと、油は消化に時間がかかります。
こてこてラーメンやチャーシューを一度に多量に摂取してしまうと、胃で消化しきれなかった油がそのまま腸へと流れていってしまいます。
消化しきれなかった油が、腸の動きを活発化し、下痢になってしまいます。
よって、油は一度に多量摂取するのがよくないということです。
例えば、1度に60gの油を摂取して下痢になった人も、3度の食事毎に20gずつの油を計60g摂取しても下痢にならないのは、こういう理由なんですね。
最後に、油による下痢の対策方法を下記しておきます。
【下痢の対策方法】
・ラーメンによる下痢の対策①油少なめのラーメンを頼む
・ラーメンによる下痢の対策②脂っこいチャーシューは残す
下痢になる原因②麺のかんすい
まず初めに、かんすいについて説明しておきます。
かん水とは、ラーメンに絶対に無くてはならない食品添加物のことを指します。
炭酸ナトリウムや炭酸カリウムを主成分としたアルカリ塩で、麺に弾力をつけてコシや滑らかさを増してくれます。
アルカリという言葉を聞いて、あまり良いイメージを抱く人はいないでしょう。
アルカリの食べ物は胃酸によって中和されます。
しかしラーメンでアルカリを過剰に摂取してしまうと、胃酸による中和が追い付かず、アルカリのまま腸に流れていってしまいます。
そうなると、アルカリ成分があなたの腸を刺激してしまいます。
結果、異物を感じた腸が
「早くアルカリを外に出したい!」
と感じ、下痢を引き起こすのです。
前述しましたが、かんすいは必ずラーメンに含まれますが、麺をゆでる際に取り除かれていきます。
よってその対策方法は下記になります。
【下痢の対策方法】
・ラーメンによる下痢の対策③麺の湯で時間を長くしてもらう
※豚骨ラーメンのハリガネやバリカタで注文することは、下痢になりやすい人は避けた方が無難です!しっかりゆでてもらいましょう。
下痢になる原因③牛乳
下痢になりやすい人の天敵と言えば、牛乳でしょう。
私も牛乳を飲むと80%ぐらい下痢になります。(統計データを取った訳ではありませんが。)
ラーメンと牛乳が結びつかない人もいるかもしれませんが、ラーメン店によっては牛乳を使っています。
特にスープのクリーミーさやまろやかさを売りにしている豚骨ラーメン屋や味噌ラーメン屋には気を付けましょう。
それでは次に、なぜ牛乳によって下痢になるのでしょうか?
それは、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)という成分を1度に多量摂取すると、ラクトースの分解が間に合わず、下痢を引き起こします。
結局他の要因と同じで、胃で処理しきれなかった成分が腸に流れるのが要因だということですね。
【下痢の対策方法】
・ラーメンによる下痢の対策④クリーミーやまろやかな豚骨ラーメン、味噌ラーメンを避ける
下痢になる原因④胡椒や一味などのスパイス
胡椒や一味などのスパイスは、腸の運動を活発にします。
腸の運動が活発になると、腸で水分をしっかりと吸収する前に大便が出てしまいます。
要するに、下痢が引き起こされます。
よって、胡椒や一味などのスパイスの量は、下痢になる確率に直結すると考えて良いです。
胡椒や一味などのスパイスを卓上に置いてあるラーメン屋は多いですが、下痢になる確率を下げたい方は、手を出さないようにしましょう。
【下痢の対策方法】
・ラーメンによる下痢の対策⑤胡椒や一味などのスパイスを入れない
下痢になる原因⑤水の飲みすぎ
下痢の水っぽさからイメージできると思いますが、水の飲みすぎも下痢の原因になる可能性があります。
私の経験上、しょっぱい味噌ラーメンを食べて水をがぶ飲みすると、かなり下痢になりやすいです。
ラーメンは塩分を非常に多く含んでいるので、ノドが渇いて仕方がありません。
本来なら水分は胃や腸で吸収されますが、あまりにも多量に水分を摂取してしまうと吸収しきれずに下痢になってしまいます。
【下痢の対策方法】
・ラーメンによる下痢の対策⑥スープを飲みすぎない
・ラーメンによる下痢の対策⑦水を飲みすぎない
・ラーメンによる下痢の対策⑧ラーメンではなく、つけ麺や汁無し担々麺、油そば、まぜそばにする
下痢になる原因⑥食べすぎ
食べすぎると下痢になる。
これは誰しもが経験があるのではないでしょうか?
食べすぎると、腸での消化が追い付かず、十分に水分を吸収しきれないまま大便として排出されますので、下痢になります。
ラーメンは、その美味しさと食べやすさ、大盛り無料のお店があったりと、食べすぎてしまう要因がたくさんあります。
食べ過ぎには気を付けましょう。
なお、しっかりと噛んで食べると満腹感を得られやすいので、食べ過ぎを防げます。
さらにおすすめなのが、黒烏龍茶というアイテムを使うことです。
ついついラーメンを食べすぎて油を過剰摂取してしまった時は、すぐさま黒烏龍茶を飲みましょう。
黒烏龍茶は、ラーメンの油を分解してくれますので、下痢になる確率を下げてくれます。
私は、もう若くないのにこてこてのラーメンがどうしても食べたくなる時があります。
そんな時は、カバンに黒烏龍茶を潜ませてからラーメン屋に向かいます。
ラーメンのお供に、黒烏龍茶ほど最強のアイテムはありません。
もちろんラーメンだけでなく、外食が大好きな方なら、黒烏龍茶は必須でしょう。
これからの健康を守ったり、下痢対策としてめちゃくちゃおすすめできます。
【下痢の対策方法】
ラーメンによる下痢の対策⑨二郎系などの大盛りラーメンを避ける
ラーメンによる下痢の対策⑩よく噛んで食べる
ラーメンによる下痢の対策⑪黒烏龍茶を飲む
ラーメン下痢を治すおすすめの薬や方法の詳細
それでは次に、ラーメン下痢を治すおすすめの薬の詳細について解説します。
下痢の治し方①下痢止め薬を飲む
すぐに下痢を止めたいときは、やはり下痢止めですね。
猛烈な腹痛や、すぐにトイレがない時に非常に重宝します。
下痢しやすい人は、ラーメンを食べない日でも常にカバンに入れておきたい必需品です。
特におすすめなのが、下記の「ストッパ下痢止めEX」と「正露丸クイックC」ですね。
下痢の治し方②整腸剤を飲む
整腸剤は、お腹の調子を整える薬で、下痢止めとは違います。
下痢しやすい人は、普段からお腹の調子を整えることを意識しておくことで、お腹が強くなり、下痢を防ぐことができます。
人気の整腸剤を下記します。
続いていた頑固な下痢がおさまってきました。
前回購入して1ヶ月ちょっと経ち、飲み始めてちょっとで何年も緩い方でしたがしっかりした健康的な便になり量も増え調子が良くて驚き。
Rakutenみんなのレビューより口コミを引用していますが、すこぶる評判です。
下痢の治し方③消化の良い食べ物を食べる
消化の良い食べ物を食べることも、下痢を治す手段として有効です。
消化の良い食べ物の代表と言えば、おかゆやバナナ、うどんなどでしょう。
しかし個人的には、ラーメンを好き好んで食べる方が消化の良い優しい食べ物で満足することは難しいと思います。
よって、素直に下痢止めや整腸剤を飲むことをおすすめします。
ラーメンを食べるとすぐ下痢になるのは病気?
ラーメンは下痢になりやすい食べ物です。
特に自分の経験では、二郎系や背脂多めの醤油ラーメン、家系ラーメン、つけ麺の濃厚魚介系を食べると下痢しやすいです。
下痢することが分かっていても食べるほどラーメン好きなんですけどね。
本記事でお伝えした通り、ラーメンによって下痢のしやすさは変わります。
一概には言えませんが、ラーメンを食べるとすぐ下痢になるのは病気ではないでしょう。
ラーメンだけならね!
他の食べ物でもすぐに下痢になるのなら、一度消化器内科にかかってもいいと思います。
ちなみに私もラーメンを食べるとすぐに下痢になりますが、特に日常生活に支障はありません。
本記事に書いた通り、下痢対策を頭に入れてからラーメンを食べているので、下痢の頻度は減りましたしね。
家系ラーメンで下痢するのはなぜ?
家系ラーメンで下痢する方が多いようなので、私なりの見解を解説します。
まず家系ラーメンとは、神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ラーメンです。
特徴は太いストレート麺で、器をはみ出すように添えられた海苔とうずら卵が入っていることです。
そして何より、下記の通りお客さんがラーメンの味や麺の固さについて調整できることも大きな特徴です。
①スープの味の濃さ:濃いめ・普通・薄め
②スープの油(脂)の量:多め・普通・少なめ
③麺のゆで加減:硬め・普通・柔らかめ
そして、このお客さんによる調整こそが、家系ラーメンで下痢する確率を高めている最大の原因だと考えます。
家系ラーメンで下痢するそこのあなた。
もしかして
「スープ濃いめ!油多め!麺は硬めで!」
なんて注文していませんか?
(ちなみに私もまんまこの通り注文しています。)
本記事を最初から読んだ方はもうお分かりでしょうが、「スープ濃いめ!油多め!麺は硬めで!」は全て下痢しやすい最悪条件です。
下痢の事だけ考えるなら、
「スープ薄め!油少なめ!麺は柔らかめで!」
が正解です。
しかし下痢しやすい人がどうしても「スープ濃いめ!油多め!麺硬め!」で食べたかったら、黒烏龍茶と下痢止めは必須でしょう。
美味しく食べてこそのラーメンなので、そこは妥協しないという勇姿は素晴らしいと思います。
しかし、下痢になった時の対策は十分にしておきましょうね。
※特に黒烏龍茶は非常におすすめです。
あなたの良きラーメンライフをお祈りしております!
下痢に負けじとラーメンを食べましょう!
※本記事が少しでもあなたのお役に立てたなら、下記のシェアボタンで、ぜひ本記事をみんなにもシェアしてあげてください。
ー以上ー
コメント