「大企業で落ちこぼれてしまった。どうしたらいい?」
「大企業で落ちこぼれと上司や同僚に思われているらしい。転職した方が良いかな?」
このように、大企業で落ちこぼれたと思っている人は、苦悩の日々を送っていると思います。
どうしたらいいのか分からず、辛い思いをしていることでしょう。
そこで本記事では、大企業で落ちこぼれた人向けに、心が楽になる思考方法と言葉を捧げます。
自分の事を落ちこぼれだと考えてしまう人は、ぜひ参考にしてください。
自分はかつてエリートだったという意識を無くす
今の自分の事を落ちこぼれだと思う人は、過去の自分の事を過大評価している人が多いです。
自分の理想が高いから、その基準に届かない自分のことを無能と思ってしまい、ひどく傷ついてしまうのです。
まずは、過去の自分がエリートだったという意識を無くしましょう。
今の自分が全てであり、過去は関係ありません。
私の大好きな名言で「過去と他人は変えることはできない。変えられるのは未来と自分だけである。」という言葉があります。
この言葉の通り、「未来と自分」を変えられるように、現状を打破していかねばなりません。
自分は落ちこぼれだと考え、そのまま落ちこぼれたまま時間を過ごしても、何も好転しません。
挫折あっての人生である
人生を順風満帆に生きてきた人は、ロクに挫折を味わったことがありません。
もしかしたらあなたも、今までの人生で挫折を味わったがないのではないでしょうか?
社会人になる前の若い時に大きな挫折を味わった人は、精神的に強くなっており、挫折を乗り越える方法を知っています。
一方で、社会人になって初めて挫折を味わった人は、今まで上手く生きてきた分、挫折という高い壁に上手く対処することが出来ません。
つまり、社会人になって初めて挫折を味わった人は、大けがをしやすく、その結果、自分の事を落ちこぼれだと考えてしまうのです。
挫折は、人生を大成させるためには欠かせない大切な経験です。
大企業に入って、自分の事を落ちこぼれだと考えてしまう暇があれば、どうすれば挫折を乗り越えて成長できるのかについて考えるべきでしょう。
挫折あっての人生です。
挫折を乗り越える快感と、その先にある大きな成長をつかみ取りましょう。
転職して環境を変えるのも一つの手
私の好きな野球選手に、大田泰示という方がいます。
読売ジャイアンツというチームに所属しており、かなり期待された選手でしたが、なかなか芽が出ず苦しんでいました。
ある時、大田泰示が日本ハムファイターズというチームにトレードされることになりました。
すると、驚くことに大田泰示は目覚ましい活躍をするようになったのです。
野球という同じ球技で、同じポジションで、ただ環境を変えただけで、活躍できるようになりました。
この大田泰示の例はたったの一例にすぎず、世の中には環境を変えるだけで覚醒したスポーツ選手からビジネスパーソンがたくさんいます。
あなたも、今勤めている大企業で落ちこぼれてしまったのであれば、転職して環境を変えるのも一つのでしょう。
心機一転、出来るビジネスパーソンを目指して、新天地に挑むのも大いにありでしょう。
あなたが落ちこぼれた事を誰も気にしていない
本記事を見ているということは、あなたは大企業で落ちこぼれたことをかなり気にしていることでしょう。
しかし、周りの人の中で、あなたが落ちこぼれた事を気にしている人は誰もいないでしょう。
「あの人は仕事が出来ない」ぐらいは思われてしまっている可能性はあるでしょうが、落ちこぼれたとまで思っている可能性はそう高くはないでしょう。
あなたが思っている以上に、あなたは周りの人に注目されていません。
大企業はたくさんの人がいますので、ただ自意識過剰をやめるだけで、落ちこぼれたことを気にしなくなるでしょう。
大企業から中小企業に転職しても負け組じゃない
先ほど転職をおすすめしましたが、大企業から大企業へ転職しなくても良いです。
どうしても、大起業から中小企業に転職すると、「負け組」というレッテルを貼られるのではないかと恐れる人がいますが、そんなことを思うような小さな人間は、放置しておけばいいです。
確かに大企業の方が、待遇も給料も福利厚生も良いし、会社の安定性も高いです。
しかし、中小企業で仕事がバリバリできたら、大企業の社員よりも仕事が出来るようになれると私は思います。
大企業は仕事が細分化され過ぎて、狭い範囲しか学ぶことが出来ません。
一方、中小企業は何でも自分でやらなければなりませんので、様々なスキルがしっかりと身に付きます。
いっそのこと、大企業から中小企業に転職してみるのも、良いでしょう。
どんな会社でも必ず落ちこぼれがいる
どんな会社でも、必ず落ちこぼれがいます。
特に大企業は、想像を越えるほどの数の落ちこぼれがいます。
他にも落ちこぼれがたくさんいると思うと、あなたの気持ちが少しは軽くなったのではないでしょうか?
しかし、「大企業には俺みたいな落ちこぼれがたくさんいるんだな。なんだか安心だな」と、現状を受け入れて満足してしまってはいけませんん。
落ちこぼれたちの中から、一足早く卒業できるように、やる気を出して仕事に挑むようにしましょう。
とにかく本を読もう。日々勉強あるのみ。
落ちこぼれる人は、学ぶ習慣が無い可能性が高いです。
実力不足を痛感しているが、日々勉強なんてしていない人は、とにかく本を読むことをおすすめします。
本には、幅広く正確な情報が詰まっていますので、本を読めば読むほど博識になります。
また論理的思考力や理解力が向上します。
落ちこぼれた人は、本を読んだり勉強する習慣をつけるだけで、劇的に能力が向上し、脱落ちこぼれを達成できる確率が高まるでしょう。
簡単に読書を習慣にする方法については、下記の記事を参考にしてください。

キャリアは一直線に伸びる方が珍しい
「大企業に入社するまでは順風満帆だったのに、今や落ちこぼれてしまったので、もう俺のキャリアは終わった、、、。」なんて思い詰める必要はありません。
年功序列型の会社が減ってきているため、むしろキャリアが一直線に伸びる人の方が珍しいということを知っておきましょう。
立ち止まったり、降格させられたり、人生は山あり谷ありです。
今は落ちこぼれていたって、自分を変えることで未来を良く変えることは可能です。
キャリアは一直線に伸びる方がむしろ珍しいので、一休みしても気にしないようにしましょう。
本当に疲れたなら、立ち止まって休んでも構わない
落ちこぼれながらも、日々一生懸命に仕事をしていると、心身ともにすり減っていってしまいます。
本当に疲れたなら、立ち止まって休んでも構いません。
一番優先すべきは、自分の心と身体です。
自分が壊れる前に、思い切って長期連休を取ったり、休職するのも一つの手です。
立ち止まって休んだら、その分を取り返すぐらいがんばれるかもしれません。
とにかく、現状を打破するためには、同じような日々を送っていてはいけません。
やらされ仕事ではなく、やりたい仕事を見つける
落ちこぼれてしまう人は、能力というよりも仕事に対するモチベーションの低さが原因だと考えます。
毎日毎日やらされ仕事しかしていないと、モチベーションなんて上がるわけありません。
そこで、自分がやりたい仕事を考え、上司やリーダーに提案してみましょう。
人間誰しも、自分がやりたいと思う仕事に対しては、最大限のモチベーションで取り組むことが出来ます。
自分がやりたい仕事+会社に利益のある仕事を探してみましょう。
あまり難しく考えず、自分の直感を信じてみても良いでしょう。
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