ヘアトニックとヘアリキッドとヘアムースって何が違うの?正しい使い方は?
ホテルなどの温泉や銭湯の脱衣所に置いてあることが多い、ヘアトニックとヘアリキッドとヘアムースって一体何なのか、みなさんは知っていますか?
この3つは、一体何が違うのか?そしてどういう使い方が正しいのか?勉強しておきましょう!
ヘアトニックとヘアリキッドとヘアムースの違い
・ヘアトニックとは?
ヘアトニックとは、いわゆる整髪料ではなく、頭皮ケアをしてくれるもので、化粧品に分類されます。
フケや痒みを防ぎ、頭皮に爽快感を与えてくれます。
定期的に使うことで、頭皮環境を清潔な状態で維持できるので、清潔感のある男の身だしなみとして、人気があります。
なんとヘアトニックの中には、育毛効果があるものもあります。
※ホテルの温泉や銭湯に置いてあるようなヘアトニックには、基本的に育毛効果はないものが多いです。
・ヘアリキッドとは?
続いてヘアリキッドですが、こちらは油分をメインとした液体の整髪料です。
ヘアトニックとは異なり、頭皮のケアをしてくれる化粧品ではありませんので、頭皮に塗り込むと、頭皮にあまり良くないので気を付けましょう。
20代ぐらいまでの若者は、スプレーやワックスといったスタイリング剤を好みますが、30代以上の男性は、ヘアリキッドを好む傾向にあります。
ワックスよりもカチッとセットできる傾向にありますが、ジェルのようにガチガチに固定するほどの保持力はありません。
しかしその分、ツヤや柔らかみが感じられやすくなるので、自然にセットができます。
・ヘアムースとは?
さてさて3つ目のヘアムースですが、こちらはヘアリキッドやワックス、ジェルと同様に、髪の毛をセットするために使用するスタイリング剤の1種です。
ヘアリキッドが液体だったのに対し、ヘアムースは泡状なので、ヘアリキッドよりも手の平に乗せやすく、セットしやすいところがメリットです。
またヘアリキッドはわりかし短髪向けですが、ヘアムースは髪の長さや髪質によらず、使いやすいというのが特徴です。
特にパーマの人におすすめです(理由は後述)。
ヘアトニックとヘアリキッドとヘアムースの正しい使い方
・ヘアトニックの使い方
ヘアトニックを使うタイミングとしては、タオルドライ後(濡れた髪の水分をタオルで拭き取り乾かす)が良いです。
タオルドライ後の方が、頭皮のケアの効果が高く、スーッとした爽快感が強く感じられます。
ヘアトニックの使い方としては、ヘアトニックの容器の口を頭皮に近づけて、直接塗布します。
少量ずつ色んな箇所に塗布した後は、素早く指の腹で揉みほぐしてなじませながら、全体に行き渡らせます。
そのままグリグリと頭のツボを押しながらマッサージすることで、血液やリンパ液の循環を促し、新陳代謝を高めることができます。
頭皮の状態を整えると共に、毛髪の成長を促す効果もあります。
ヘアトニックを頭皮に揉みこんだら、ドライヤーをかけて、しっかり乾かし、頭皮が蒸れないようにしましょう。
・ヘアリキッドの使い方
ヘアリキッドを使う正しいタイミングは、ヘアトニックで頭皮を整えた後です。
ヘアリキッドは、ヘアトニックのように直接頭に振らずに、まずは手に乗せます。
しかしヘアリキッドは液体なので、手の平に乗せましょう。
手の平全体を使って、髪全体にまんべんなくなじませていきましょう。
その後は、毛流れを意識し、指でつまんだりクシを使って、自然な形に整えていき、セット完了です。
注意点としては、ヘアリキッドは整髪料ですので、ヘアトニックのように頭皮に擦り込むと、頭皮に悪影響を及ぼしますので、気を付けましょう。
・ヘアムースの使い方
ヘアムースはスタイリング剤なので、髪の毛をしっかり濡らしてドライヤーで乾かした後に使うのがベストです。
ヘアムースは、特にパーマの人におすすめのスタイリング剤になります。
その理由としては、ワックスなどの他のスタイリング剤に比べて水分量が多く、その水分によってパーマのうねりが再生するからなんです。
ヘアムースの使い方ですが、ピンポン玉からゴルフボールくらいまでの大きさの泡を手の平に出して、軽く手の上で伸ばします。
そして、頭の後ろ半分や側頭部に付けていきます。
もう一度ピンポン玉からゴルフボールくらいの大きさの泡を出して、同じように、今度は頭頂部や前髪をセットしていきます。
ちなみに2回に分けずに1回でまとめてつけてもよいですが、ムラができにくいように、2回に分けることをおすすめします。
また、パーマのうねりを活かすためには、髪の毛の真ん中から毛先をクシャっともみ込むようにすると良いです。
最後に、ドライヤーで弱風を当て、軽く水分を飛ばして乾かせば、完了です。
自然乾燥でも良いですが、軽く風を当てて乾かした方がカチッと決まりやすいです。
モテる男の身だしなみとして、ヘアトニックとヘアリキッドとヘアムースの違いや正しい使い方について、しっかりと覚えておきましょう。
-以上-
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