「家族がバラバラになって辛い。何が原因なの?」
「バラバラになった家族をもう一度仲良くさせるにはどうすればいいの?」
このように、家族がバラバラになっていることで辛い思いをしている人は多いでしょう。
そこで本記事では、家族がバラバラになった原因と、もう一度仲良くさせる対策方法について改善していきます。
家族がバラバラになって辛い思いを持っているなら、原因究明と何らかの対策をするべきです。
やるべきことをやる前に諦めてはいけません。
もうひと踏ん張りしてみましょう。
家族がバラバラな状態とは?
それではまず、家族がバラバラな状態とはどういったものなのか?ということを知っておきましょう。
家族がバラバラな状態とは、下記の通りです。
・家の中で会話がほぼない
・外でたまたま会ってもお互いに無視する。
・自分以外の家族が何をしているのか知らない。
・親が育児放棄している。
・暴力が横行している。
etc
家族間のコミュニケーションが無かったり、お互いの助け合いがない状態です。
このような、家族が本来持っている機能を発揮できていない家族を、「機能不全家族」と言います。
なんと現代では、全国にある家庭の半分ほどは機能不全家族となる可能性を持つ予備軍なんです。
なのでまずは、
「何でうちの家族だけがこんなことになっているの・・・?」
なんて思い詰めてしまわないことが大切です。
どんな家庭も何らかの悩みを抱えています。
家族がバラバラになる原因と、原因ごとの改善策とは?
それでは、家庭崩壊がバラバラになる原因と、原因ごとの改善策についてご紹介していきます。
家族がバラバラになる原因は家庭毎に異なりますし、その原因によって取るべき対策も異なります。
自分の家族に当てはまるものや、似たケースを探して参考にすることをおすすめします。
原因と対策①対立している人がいる場合
おそらくかなり多いのが、対立している人がいることが原因で、家族がバラバラになっていることでしょう。
例えば、
・父親と長女
・母親と長男
・おばあちゃんと母親
このように、対立している2人の人がいると、家族がバラバラになりやすいです。
毎日のように大ゲンカしたり、絶対に顔を合わせたがらなかったり、家族をバラバラにする火種を起こします。
徹底的に対立した人たちが同じ空間にいると、他の家族まで悪影響を受けてしまい、みんながバラバラになっていきます。
この場合は、どのような対策を取るのが良いでしょうか?一例を下記します。
対策方法:だれかが中立の立場に立ち、対立した人の不満をお互いに全て吐き出す。
中立の立場は、子供ではなく大人がすること。そして対立した人同士がお互いに感情的にならないこと。このルールを守り、しっかり話し合うことが大切です。
前述しましたが、家族ごとに原因は異なりますので、結局は話し合うしかありません。
原因と対策②家庭で暴力が横行している場合
親が子供へ、また子供が親に暴力を振るう場合も多いでしょう。
この場合は、最初に取るべき対策は一つでしょう。
対策方法:電話相談
暴力を振るう人間に深く干渉するのは非常に危険です。
暴力によって、ケガしたり後遺症が残ったり、死んでしまうことだってあるでしょう。
家族とは異なる他の世界の人に助けを求めることです。
決して自分一人で暴力を振るう人に立ち向かってはいけません。
原因と対策③親が、親としての役割を果たさない
特に共働きの家庭では、親が親としての役割を果たさないことが多いです。
現代では、共働きをする家庭が増えていますので、親が親としての役割を果たさないことで家族がバラバラな状態になることも多いでしょう。
対策方法は、下記の通りです。
対策方法:親も子供も家にいる時間を増やす。
あなたが親の場合は、とにかく家にいる時間を増やしましょう。
毎日毎日残業せず、たまには早く家に帰りましょう。
パートナーや子供とご飯を一緒に食べましょう。
たわいもない話をしましょう。
あなたが子供の場合は、毎日毎日、日が変わるような時間まで外で遊ばず、早めに帰りましょう。
学校であった出来事を話しましょう。
将来なりたい夢や、したいことを相談してみましょう。
子供はとにかく親に本音で正直に話すことが大切だと感じています。
出来る限り家にいる時間を増やし、毎日毎日何か一つは会話することを心がけましょう。
原因と対策④自分以外の家族が何をしているのか分からない
お母さんから、
「今日はどこに行くの?」
「何時に帰ってくるの?」
「誰と遊びに行くの?」
「晩御飯はいるの?」
「宿題はもうやったの?」
こんなことを口うるさく言われたことがある人は多いでしょう。
「うるさいなあ!そんなことどうでもいいだろ!」
子供はついついめんどうくさがって、てきとうに返してしまいます。
このように家族の会話がある時は、健全な家族だと言えます。
しかし、家族がバラバラな状態だと、子供が出かける時にする会話がありません。
その原因は、お互いに関心がないからです。
これは非常にまずい状態です。
取るべき対策としては、下記の通りです。
対策方法:家族に関心を持ち、質問する。
あなたが親の場合は、子供にウザがられても、ちゃんと毎日子供が何をしているのか質問して確認しましょう。
子供の抵抗を減らすためにも、質問は必要最低限にしましょう。
あなたが子供の場合は、親からの質問にちゃんと回答しましょう。
親から質問されるのは、幸せなことです。
親が興味を持ってくれているからです。
出来る限りウザがらずに、具体的に回答するようにしましょう。
家族がバラバラになるデメリットは寂しいだけじゃない
最後に、家族がバラバラになることで受けるデメリットをまとめておきます。
・寂しい思いをする人がいる。
・子供が社会に適応できなくなる。(コミュニケーション能力が育たない。)
・子供が親になった時、家族がバラバラになる可能性が高ます。
・困った時に助けてくれる人がいない。
・家に帰るのが辛い。
・ストレスが溜まる。
・毎日が楽しくない。
・子供が結婚できなくなる。
etc
挙げ切るのが難しいほど、家族がバラバラになることで受けるデメリットはたくさんあります。
家族がバラバラになる状態が、いかに家族全員に悪影響を及ぼすかを分かって頂けたでしょう。
あなたの家族がバラバラな状態から脱し、幸せな家族へと変わることを願っております。
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ー以上ー
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