【日米野球】2018年日本VSメジャーオールスター第4戦の全結果
2018年の日米野球の第4戦の先発ピッチャーは、MLBオールスターは前田健太、侍ジャパンは大瀬良大地です。
前田健太は2007年から2015年まで広島カープに在籍した元エースで、大瀬良大地は現在の広島カープを引っ張るエースです。
そう、第4戦は、新旧カープのエース対決となっているところが、一番の見どころです!
さらに球場は、マツダスタジアムなので、現地の広島ファンが大いに盛り上がること間違いなしの試合になると思います。
息詰まるような投手戦になることを期待しますが、不安要素もあります。
それは、前田健太は、MLBでは主に中継ぎ投手として起用されていたので、久しぶりの先発となります。
先発が久しぶりでも、マツダスタジアムで歴代最多の45勝を挙げているので、慣れ親しんだ球場で、最高のピッチングをしてくれることを期待したいと思います!
(前田健太が最高のピッチングをするということは、侍ジャパンが苦しむということなので、複雑な気持ちですが、、、。笑)
それでは、第4戦を観戦したので、結果詳細について、振り返っていきます。
※第4戦以外の試合や、今大会の見どころについては、下記リンク先に記載しています。
↓ ↓ ↓
【見どころ】
【日米野球】2018年11月日本VSメジャーオールスターの見どころ
【第1戦】
【日米野球】2018年日本VSメジャーオールスター第1戦の振り返り
【第2戦】
【日米野球】2018年日本VSメジャーオールスター第2戦の結果詳細
【第3戦】
【日米野球】2018年日本VS MLBオールスター第3戦の結果考察
【第5戦】
【日米野球】2018年日本VSメジャーオールスター第5戦考察と検討
【第6戦】
【日米野球】2018年日本VSメジャーオールスター第6戦の全結果
試合概要・結果
概要からスコアボード、バッテリー、本塁打を打ったバッターを記録していきます。
試合概要
侍ジャパンが9回表に逆転し、劇的な勝利となりました。
MLBオールスターの先発ピッチャー前田健太は2回を無失点に抑え、降板します。
一方、侍ジャパンの先発ピッチャー大瀬良大地は、5回を1失点に抑えます。
攻めあぐねていた侍ジャパンは、9回表に、上林と田中広輔の連続タイムリーヒットで同点に追いつくと、菊池のセーフティースクイズで勝ち越しに成功します。
最後は山崎がMLBオールスター打線をぴしゃりと抑え、侍ジャパンが勝利しました。
スコアボード
回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
日 0 0 0 0 0 0 0 1 4 5 10 1
米 0 1 0 0 0 0 1 1 0 3 5 1
開催地:マツダスタジアム
バッテリー
【MLBオールスター】
・ピッチャー
前田、アンドリース、ノリス、マーティン、マキュー、ヌーニョ、イエーツ、ブレビア
・キャッチャー
リアルミュート
【侍ジャパン】
・ピッチャー
大瀬良、高橋、松井、山崎
・キャッチャー
會澤、甲斐
本塁打
【MLBオールスター】
ホスキンス 1号(2回裏ソロ)
【侍ジャパン】
秋山 1号(8回表ソロ)
第4戦を振り返る
今日の試合の始球式と解説は、なんと黒田博樹でした!
(ちなみにゲスト解説は内川聖一、青木宣親でした。)
これで、黒田博樹・前田健太・大瀬良大地の歴代カープのエースが3世代揃いました。
これはもう、カープファンへの豪華なプレゼントでした。
さてさて、試合ですが、まずは侍ジャパンからの攻撃になります。
前田健太は、先頭バッターの秋山を2球で仕留めると、続く菊池との対戦が、非常に興味深かったです。
菊池は、前田健太との戦いが嬉し過ぎて、ずっとにっこにこでした!笑
思わず前田健太もつられて笑っていました。
結果はライトフライに倒れましたが、菊池は満足気にベンチに帰っていき、前田健太も打ち取ってやったぞと言わんばかりの笑顔でした。
やはりこういう場面は、カープファンはもちろん、野球ファンの心をくすぐるような、素晴らしいシーンでしたね!
もうこの時点でかなり満足でしたが、引き続き試合を見ていきます。笑
前田健太が初回を3者凡退で締めると、その裏、大瀬良も制球を乱しつつも、無失点で切り抜けます。
続く2回、外崎にヒットを許すも、危なげないピッチングで、無失点で仕留めます。
さすが前田健太ですね!
前田健太は2回までの予定なので、ここで降板となります。
(ちなみに前田健太は、ベンチで監督にもう1イニング行かせて欲しいとお願いしていましたが、叶いませんでした。笑)
その後、前田健太はパーカーでしっかりと防寒し、すぐにベンチの前列に座り、大瀬良のピッチングを見守っていました。
やはり、自分の後釜であるカープのエースが気になるようです!
なんだかほっこりしますね!笑
しかし大瀬良は、ホスキンスに、打たれた瞬間しまったという顔をするぐらい完璧に、ソロホームランを打たれてしまいました。
ですが、その後崩れることなく、最少失点の1点で抑えました。
こちらもエースらしい、さすがのピッチングでした。
3回表、前田健太から交代したアンドリースから、秋山がヒットを放ちますが、1塁牽制で刺されてしまいました。
前の試合でも、上林が1塁牽制で刺されており、侍ジャパンは走塁ミスが目立ちますね、、、。
やはり侍ジャパンの強みの一つとして、走塁技術の高さがあると思いますので、集中してやって欲しいですね!
5回まで、侍ジャパンの打線は、MLBオールスターの前に抑えられてしまいますが、大瀬良大地も、5回までMLBオールスターの打線を2安打1失点に抑え込みます。
5回までで、1-0というロースコアで引き締まった試合は、今大会初めてです。
カープの新旧エースがきっちり仕事をしたからですね!
7回に前田健太が実況席に来ていましたが、その時に、今年引退する新井貴浩の様々な記録が書かれたネタTシャツを着ていました。笑
ファンだけじゃなく、野球選手(後輩笑)にも愛される新井貴浩でした。
7回裏、アンダースローの高橋礼から、MLBオールスター4番のアクーニャJr.が山川のエラーで出塁すると、すかさず盗塁してきます。
4番が盗塁してくるとは、なんでもありの柔軟な攻撃を見せつけられます。
そして5番のソトに、綺麗にライトへのツーベースを打たれ、2点目を与えてしまいます。
8回表、秋山がレフト方向への打球を飛ばし、レフトのソトがダイビングキャッチをしようとしますが、捕球に失敗します。
打球が転々と転がっていく間に、秋山が一気にホームまで到達し、なんとランニングホームランとなります。
これでMLBオールスター2-1侍ジャパンと、1点差に迫ります。
しかし8回裏、代わった松井が、ツーベースと犠牲フライで、すぐに1点を取り返され、点差は再び2点となります。
残すは9回の攻撃のみとなり、追い込まれた侍ジャパンは、ここで第1戦と同様に、反撃ののろしを上げます。
まずは田中和がフォアボールで出塁すると、すかさず盗塁し、チャンスを作ります。
ここで上林が、センターへのタイムリーヒットで、1点差に迫ります。
反撃ムードが高まったところで、冷静に會澤が送りバントでランナーを2塁に進めます。
ここでバッターは、ここマツダスタジアムを本拠地とする田中広輔です。
ホームグラウンドで、カープファンだけでなく日本中のファンの大声援を受け、この期待に応えます。
センターへ打球をはじき返し、この土壇場で同点に追いつきます!!
さらに猛攻は止まらず、同じくマツダスタジアムを本拠地とする菊池が、勝ち越しのセーフティースクイズを成功させます。
田中広輔、菊池のカープの二人が、マツダスタジアムで躍動し、同点&勝ち越しを決めました!
最後は、柳田がダメもとで、ショートゴロの間に追加点を入れました。
9回裏は、山崎がきっちりと締め、MLBオールスター3-5侍ジャパンとなり、見事に侍ジャパンが逆転勝利しました。
全結果詳細
ここでは、全結果の詳細を下記していきます。
1回表日本の攻撃
1 秋山: ファーストゴロ 1アウト
2 菊池: ライトフライ 2アウト
3 柳田: ショートゴロ 3アウト
1回裏 MLBオールスターの攻撃
1 ロサリオ: フォアボール 1塁
2 リアルミュート: セカンドフライ 1アウト
3 サンタナ: セカンドゴロ 2アウト2塁
4 アクーニャJr.: 三振 3アウト
2回表日本の攻撃
1 山川: 三振 1アウト
2森: 三振 2アウト
3 外崎: センターへのヒット 1塁
4 上林: サードゴロ 3アウト
2回裏 MLBオールスターの攻撃
1 ソト: 三振 1アウト
2 スアレス: ショートゴロ 2アウト
3 ホスキンス: 先制ホームラン
M1-0日
4 ピラー: サードゴロ 3アウト
3回表日本の攻撃
前田→アンドリースにピッチャー交代
1 會澤: セカンドフライ 1アウト
2 田中広: 三振 2アウト
3 秋山: レフトへのヒット 1塁
1塁けん制で、ランナー秋山がタッチアウト 3アウト
3回裏 MLBオールスターの攻撃
1 テーラー: ショートゴロ 1アウト
2 ロサリオ: ショートゴロ 2アウト
3 リアルミュート: サードゴロ 3アウト
4回表日本の攻撃
1 菊池: ショートゴロ 1アウト
2 柳田: ライトフライ 2アウト
3 山川: レフトへのヒット 1塁
4 森: レフトへのヒット 1,2塁
5 外崎: 三振 3アウト
4回裏 MLBオールスターの攻撃
1 サンタナ: ライトへのヒット 1塁
2 アクーニャJr.: ライトフライ 1アウト
3 ソト: 三振 2アウト
4 スアレス: ショートゴロ 3アウト
5回表日本の攻撃
アンドリース→ノリスにピッチャー交代
1 上林: ライトへのツーベース 2塁
2 會澤: セカンドゴロ 1アウト3塁
3 田中広: セカンドゴロ 2アウト
4 秋山: セカンドゴロ 3アウト
5回裏 MLBオールスターの攻撃
1 ホスキンス: ライトフライ 1アウト
2 ピラー: センターフライ 2アウト
3 テーラー: センターフライ 3アウト
6回表日本の攻撃
ノリス→マーティンにピッチャー交代
1 菊池: センターフライ 1アウト
2 柳田: センターフライ 2アウト
3 山川: ショートゴロ 3アウト
6回裏 MLBオールスターの攻撃
大瀬良→高橋にピッチャー交代
1 ロサリオ: 三振 1アウト
2 リアルミュート: ファーストゴロ 2アウト
3 サンタナ: セカンドゴロ 3アウト
7回表日本の攻撃
マーティン→マキューにピッチャー交代
1 森: 三振 1アウト
2 外崎: 三振 2アウト
3 上林: 内野安打 1塁
4 會澤: セカンドゴロ 3アウト
7回裏 MLBオールスターの攻撃
1 アクーニャJr.: セカンドゴロ、しかし高橋(投)が捕球エラー 1塁
一塁走者アクーニャJr.が盗塁成功 2塁
2 ソト: ライトへタイムリーツーベース 2塁
M2-0日
3 スアレス: 死球 1,2塁
4 ホスキンス: センターフライ 1アウト 1,2塁
5 ピラー: ライトフライ 2アウト 1,2塁
6 テーラー: ピッチャーゴロ 3アウト
8回表日本の攻撃
1 田中広: 三振 1アウト
2 秋山: レフトへのランニングホームラン
M2-1日
3 菊池: フェンス直撃のツーベース 2塁
マキュー→ヌーニョにピッチャー交代
4 柳田: フォアボール 1,2塁
5 山川: 三振 2アウト 1,2塁
森→山田に代打
ヌーニョ→イエーツにピッチャー交代
6 山田: 三振 3アウト
8回裏 MLBオールスターの攻撃
高橋→松井にピッチャー交代
1 ロサリオ: レフトへの二塁打 2塁
2 リアルミュート: ライトフライ 1アウト3塁
3 サンタナ: レフトへの犠牲フライ 2アウト3塁
M3-1日
4 アクーニャJr.: セカンドゴロ 3アウト
9回表日本の攻撃
外崎→田中和が代打
1 田中和: フォアボール 1塁
一塁走者田中和:盗塁成功 2塁
2 上林: センターへのタイムリーヒット 1塁
M3-2日
3 會澤: 送りバント成功 1アウト2塁
4 田中広: センターへの同点タイムリーヒット 1塁
M3-3日
一塁走者田中広輔が盗塁成功し、リアルミュート(捕)が悪送球し、3塁
5 秋山: 敬遠 1,3塁
イエーツ→ブレビアにピッチャー交代
6 菊池: セーフティスクイズ成功し、さらにサンタナ(一)のフィルダースチョイスにより菊池が出塁 1,2塁
M3-4日
リアルミュート(捕):パスボール 2,3塁
7 柳田: ショートゴロの間に1点をあげる 2アウト3塁
M3-5日
8 山川: 死球を受ける 1,3塁
9 山田: ショートゴロ 3アウト
9回裏 MLBオールスターの攻撃
松井→山崎にピッチャー交代
源田がショートの守備につく
甲斐がキャッチャーの守備につく
田中広輔がショート→サードの守備につく
1 ソト: セカンドゴロ 1アウト
2 スアレス: ライトへのヒット 1塁
1塁スアレス→ヘルナンデスが代走
3 ホスキンス:三振 2アウト
4 ピラー: ライトフライ
ゲームセット
MLBオールスター3-5侍ジャパンで、侍ジャパンが勝利しました。
最後に
第4戦は、第1戦と同じく、土壇場で侍ジャパンが逆転勝利しました!
今回は、黒田博樹の始球式から始まり、前田健太と大瀬良大地の投げ合い、そして田中広輔の同点打と菊池の勝ち越しスクイズといい、カープ尽くしの1日でした!
マツダスタジアムの現地のファンたちは、大いに喜んでいることでしょう♪
日米野球は残り2試合となりました。
第5戦と第6戦も一生懸命応援していきましょう!
それではまた!
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