2018年日本シリーズのカープ対ソフトバンク第1戦目の全結果詳細
待ちに待った日本シリーズがついに始まりました!
セリーグは順当に、2018年の王者広島カープが上がってきましたが、パリーグはまさかの10年振りに王者となった西武がクライマックスファイナルで敗戦し、ソフトバンクが上がってきました。
ソフトバンクは短期決戦にはそこまで強くないという意見もありましたが、やはり地力があって強いですね、、、。
カープからすれば、西武の対策を講じていたはずなので、少しやりづらくなった可能性はあります。
しかしカープは、2016年と2017年にセリーグ王者となりつつも、日本一になれていないので、どの道今年こそは悲願の日本一を達成することしか頭にないでしょう。
カープのレジェンド、新井さんの引退もありますので、さらにその思いは強いでしょう。
一方ソフトバンクは、日本一連覇に向け、クライマックスファイナルを勝ち上がってきた勢いそのままに、日本一の座を狙ってきます。
さあ、今年はセリーグとパリーグ、どちらが日本一に輝くのでしょうか?
どちらが勝つにしろ、最高に熱くて楽しい試合を期待しましょう!
(カープファンの私からすれば、カープを絶対的に応援しますが、それでも一人の野球ファンとして、エキサイティングな試合を願っています。)
それでは、2018年の日本シリーズ第1戦目を振り返っていきます。
※その他2018年の日本シリーズの詳細は下記をご参照下さい。
↓ ↓ ↓
2018年日本シリーズのカープ対ソフトバンク第2戦目の結果と感想
2018年日本シリーズ、カープ対ソフトバンク第3戦目について
2018年日本シリーズのカープ対ソフトバンク第4戦目の結果概要
2018年日本シリーズのカープ対ソフトバンク第5戦を振り返る
2018年日本シリーズのカープ対ソフトバンク最終戦の詳細はこちら
試合概要・結果
概要からスコアボード、バッテリー、本塁打を打ったバッターを記録していきます。
試合概要
カープの先発は大瀬良、ソフトバンクの先発は千賀で試合開始しました。
カープは初回から、菊池のソロホームランと、松山のタイムリーヒットで2点を先制しました。
ソフトバンクは、大瀬良に4回まで完全に抑えられていましたが、5回表に、ついに代打のデスパイネのタイムリー内野安打と、菊池のエラーで2点を返し、同点に追いつきます。
その後、カープとソフトバンク共に、救援陣を惜しみなくつぎ込み、なんと延長12回まで、お互いに無失点に抑え続け、引き分けとなりました。
スコアボード
日程:10/27(土)
球場:マツダスタジアム
スコアボード
回 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計 安 失
ソ 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 6 1
広 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 8 1
バッテリー
【ソフトバンク】
・ピッチャー
千賀、武田、石川、森、加治屋、高橋礼、モイネロ
・キャッチャー
甲斐、高谷
【カープ】
,ピッチャー
大瀬良、岡田、一岡、フランスア、中崎、ジャクソン、ヘルウェグ、中田
・キャッチャー
會澤
本塁打
【ソフトバンク】
無し
【広島】
菊池 1号(1回裏ソロ)
試合を振り返る
第1戦目の球場は、カープの本拠地であるマツダスタジアムなので、やはり圧倒的にカープファンの熱狂的な雰囲気が凄かったですね!
残念ながら私はテレビでの観戦になりましたが、球場の盛り上がりでカメラが揺れるので、テレビ画面も揺れる揺れる!笑
この異様な雰囲気に、ソフトバンクだけでなく、カープの選手も緊張感が伝わってくるぐらい、ガチガチなように見えます。
それが露骨に出たのが、両軍の先発ピッチャー達ですね。
カープの先発大瀬良も、いつもとどこかフォームが違うように見え、かなりアガってしまっているのでは、、、と心配に見えましたが、無事にソフトバンク打線を3人できっちり抑えました。
さすが今年のセリーグの最多勝ピッチャー、貫禄あるピッチングで、心配ご無用でした。笑
続いてソフトバンクの先発ピッチャーの千賀ですが、こちらもアガっているように見えました。
高めに球が浮いたのを見逃さず、2番の菊池が完全に捉え、先制のソロホームランを放ちます。
大瀬良と千賀の違いは、やはり球場のファンの声援の違いではないでしょうか?
さすがの千賀も、日本シリーズという頂上決戦に加えて、あんなにアウェーな雰囲気では、初っ端から本領を発揮することは難しかったようですね。
その後も松山のタイムリーで1点を追加され、2点のリードを許します。
一方、初回を3人でピシャリと抑えた大瀬良は、そのままの勢いで、4回まで完璧にソフトバンク打線を押さえ込みます。
しかし5回、ソフトバンク打線に初ヒットを許すと、連打を浴び、ピンチを招きます。
ここでソフトバンクは、代打デスパイネを送り込みます。
やはり日本シリーズは、いかに早く勝負をかけるかというところが勝敗を分けるので、工藤監督も早々に仕掛けてきましたね。
日本シリーズ初めてのピンチに、代打デスパイネ、、、嫌な予感しかしません。笑
そしてその予感は的中し、デスパイネの打球は二遊間の深いところに転がっていきます。
しかしそこには菊池がいました!
なんなく捕球すると、速やかにファーストへ送球、これは助かった!!
かと思いきや、
ファーストの松山が後逸し、その間に2点を返されてしまい、同点となります、、、。
よく見ると、菊池の送球がツーバウンドしており、そのツーバウンド目が微妙に変化したため、松山が取れませんでした。
なので、記録はエラーとなりましたが、これはセカンドが菊池ゆえに、アウトにできる可能性があり、積極的に攻めた結果のエラーでした。
アウトであれば、無失点で切り抜けることができていたため、両軍に取って、非常に大きな意味を持つワンプレーでした。
その後は、両軍共にピッチャー陣を惜しみなくつぎ込み、お互いにピンチやチャンスはあったものの、スコアボードにはゼロが並び続けました。
ついには12回まで全く点が入らず、規定により、引き分けとなりました。
いやー、初戦から、一瞬たりとも目を離すことができない好ゲームとなりました。
ハラハラドキドキの試合展開は、1点の重みを改めて感じさせてくれる結果となりました。
今回の心配点としては、まずソフトバンクですが、デッドボールを受けた内川選手ですね。
相当痛そうだったので、次の試合に出られるかどうかが不安なところです。
また、1番の上林が、クライマックスでは当たっていたのですが、この試合は6打線0安打の4三振と、散々な結果に終わっているところですね。
明日からの試合に、上林を代えるのか、それとも復調を信じて使うのか、どういう判断が下されるのかも見どころの1つですね。
カープの心配点としては、1回に2点を入れて以降、12回までの11回連続で得点を上げることができなかったところですね。
点を取ることができる感覚を失っていないか心配です。
また、盗塁が失敗しまくりなのも気になるところですが、これはカープというよりも、ソフトバンクのキャッチャーの甲斐が素晴らしすぎるというところが要因ですね。笑
育成出身から這い上がり、超一流の盗塁阻止技術を持っており、カープとしては不本意な結果に終わってしまいました。
逆にカープは、やっぱりピッチャーのフランスアが神がかっていましたね。
レギュラーシーズンと同じく、抜群の球威と安定感を誇るので、今後の試合の後半戦で、カープがリードしていたら、まずフランスアに任せれば問題ないでしょう。
今回はカープの守護神の中崎の調子も良かったのが、カープにとっては嬉しいところですね♪
初戦は引き分けに終わりましたが、次の第2戦で、どちらが先に勝利するのか、第2戦も目を離さずに見て、どっちのファンなどは関係なく、それぞれ応援していきましょう!
それでは最後に、この試合の全打席の詳細を下記します。
全打席の詳細
1回表ソフトバンクの攻撃
1:上林 三振 1アウト
2:明石 ショートゴロ 2アウト
3:グラシアル 三振 3アウト
1回裏広島の攻撃
1:田中 セーフティバント、サードゴロ 1アウト
2:菊池 左中間へのソロホームラン
広1-0ソ
3:丸 フォアボール 1塁
4:鈴木 ライトへのヒット 1,2塁
5:松山 ライトへのタイムリーヒット 1,3塁
広2-0ソ
6:野間 三振 2アウト
7:會澤 三振 3アウト
2回表ソフトバンクの攻撃
1:柳田 セカンドゴロ 1アウト
2:中村晃 三振 2アウト
3:内川 セカンドゴロ 3アウト
2回裏広島の攻撃
1:安部 セカンドゴロ 1アウト
2:大瀬良 ファーストゴロ 2アウト
3:田中 三振 3アウト
3回表ソフトバンクの攻撃
1:西田 ショートゴロ 1アウト
2:甲斐 ショートゴロ 2アウト
3:千賀 三振 3アウト
3回裏広島の攻撃
1:菊池 センターフライ 1アウト
2:丸 レフトフライ 2アウト
3:鈴木 サードライナー 3アウト
4回表ソフトバンクの攻撃
1:上林 三振 1アウト
2:明石 サードへのファウルフライ 2アウト
3:グラシアル フォアボール 1塁
4:柳田 三振 3アウト
4回裏広島の攻撃
1:松山 三振 1アウト
2:野間 キャッチャーへのファウルフライ 2アウト
3:會澤 三振 3アウト
5回表ソフトバンクの攻撃
1:中村晃 ライトへのヒット 1塁
2:内川 センターへのヒット 1,3塁
3:西田 サードゴロで、3塁走者中村晃がアウト 1アウト2,3塁
4:甲斐 ピッチャーゴロで、3塁走者内川がアウト、2アウト2,3塁
千賀→デスパイネが代打
5:デスパイネ セカンドへの内野安打&ファーストの松山が捕球エラー
広2-2ソ 2塁
ソフトバンクがついに同点に追いつきます。
6:上林 三振 3アウト
5回裏広島の攻撃
千賀→武田にピッチャー交代
1:安部 センターへのヒットで出塁 1塁
大瀬良→曽根が代打
2:曽根 送りバント成功 1アウト2塁
3:田中 セカンドゴロ 2アウト3塁
4:菊池 フォアボール 1,3塁
5:丸 セカンドフライ 3アウト
6回表ソフトバンクの攻撃
大瀬良→岡田にピッチャー交代
1:明石 ショートゴロ 1アウト
2:グラシアル ライトへのヒット 1塁
3:柳田 死球 1,2塁
4:中村晃 セカンドフライ 2アウト
5:内川 セカンドゴロ 3アウト
6回裏広島の攻撃
1:鈴木 三振 1アウト
2:松山 二塁打 2塁
3:野間 レフトへのヒット 1,3塁
4:會澤 ファーストフライ 2アウト
5:安部 三振 3アウト
7回表ソフトバンクの攻撃
岡田→一岡にピッチャー交代
1:西田 三振 1アウト
2:甲斐 三振 2アウト
武田→松田宣が代打
3:松田宣 キャッチャーフライ 3アウト
7回裏広島の攻撃
武田→石川にピッチャー交代
一岡→西川が代打
1:西川 ピッチャーゴロ 1アウト
2:田中 ファーストゴロ 2アウト
3:菊池 センターへのヒット 1塁
4:丸 三振 3アウト
8回表ソフトバンクの攻撃
一岡→フランスアにピッチャー交代
1:上林 セーフティバント、ピッチャーゴロ 1アウト
明石→川島が代打
2:川島 レフトへのヒット 1塁
3:グラシアル センターフライ 2アウト
4:柳田 三振 3アウト
8回裏広島の攻撃
代打の川島がセカンドの守備につく
1:鈴木 ショートゴロ 1アウト
2:松山 三振 2アウト
3:野間 セカンドゴロ 3アウト
9回表ソフトバンクの攻撃
1:中村晃 三振 1アウト
2:内川 三振 2アウト
3:西田 セーフティバント、ピッチャーゴロ 3アウト
9回裏広島の攻撃
石川→森にピッチャー交代
1:會澤 三振 1アウト
2:安部 セカンドゴロ 2アウト
フランスア→メヒアが代打
3:メヒア フォアボールを選ぶ 1塁
メヒア→上本に代走
4:一塁走者上本が盗塁、アウト 3アウト
10回表ソフトバンクの攻撃
フランスア→中崎にピッチャー交代
1:甲斐 三振 1アウト
森→長谷川勇が代打
2:長谷川勇 ショートゴロ 2アウト
3:上林 三振 3アウト
10回裏広島の攻撃
森→加治屋にピッチャー交代
甲斐→高谷がキャッチャーの守備につく
1:田中 セカンドゴロ 1アウト
2:菊池 三振 2アウト
3:丸 三振 3アウト
11回表ソフトバンクの攻撃
中崎→ジャクソンにピッチャー交代
1:川島 レフトへのヒット 1塁
2:グラシアル 送りバント成功、1アウト2塁
3:柳田 敬遠 1,2塁
4:中村晃 センターフライ 2アウト1,3塁
ジャクソン→ヘルウェグにピッチャー交代
5:内川 死球 満塁
西田→福田が代打
1塁走者内川→高田が代走
6:福田 レフトフライ 3アウト
11回裏広島の攻撃
中村晃レフト→ファースト
高田→ショート
福田→レフト
の守備につく
1:鈴木 センターへのヒット 1塁
2:松山 ダブルプレー 2アウト
3:野間 高田(遊)のファンブル 1塁
4:一塁走者野間が盗塁失敗 3アウト
12回表ソフトバンクの攻撃
ヘルウェグ→中田にピッチャー交代
1:高谷 フォアボール 1塁
加治屋→栗原が代打
2:栗原 送りバント成功 1アウト2塁
3:上林 サードへのファウルフライ 2アウト
4:川島 フォアボール 1,2塁
5:グラシアル センターフライ 3アウト
12回裏広島の攻撃
加治屋→高橋礼にピッチャー交代
1:會澤 ピッチャーゴロ 1アウト
2:安部 フォアボール 1塁
中田→新井が代打
3:新井 ピッチャーゴロ 2アウト2塁
高橋礼→モイネロにピッチャー交代
4:田中 三振 3アウト
12回両軍2-2で引き分け、ゲームセットとなりました。
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