【居場所がない人を救うキャラ作り方法】職場などで居場所が欲しい人の作り方
学校のクラスやサークル、飲み会、職場などで、居場所がないと感じる人は多くいらっしゃると思います。
居場所がないなら、作ってしまいましょう!
「そんな簡単に居場所なんか作れないよ!」という声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
自分に合ったキャラを作ればいいんです。
そこで本記事では、職場などで自分の居場所を確立するために、キャラを作る方法について、ご紹介します。
キャラ毎にご紹介していきます。
ポイントは、自分に合ったキャラだけじゃなく、自分がキャラを作りたい場所にいないキャラになることが大切です。
キャラが被ると、居場所を作りにくいですからね。
キャラ①いじられキャラ
最も簡単になることができ、みんなから注目され、そして重宝される、非常においしいキャラが、いじられキャラです。
実は私も中学と高校はいじられキャラで、非常においしい思いをさせていただきました。
一度、「こいつをいじれば笑いが取れる」とみんなに印象付けられると、たとえ精度の悪い返しをしてしまっても、それなりに笑いを取れるようになります。
いや~、こんなにおいしいキャラはありませんよ。
いじられキャラ作りに必要な項目を下記します。
・自分のコンプレックスや過去の失敗話がある。
・自分のコンプレックスや過去の失敗話を自分でネタにできる。
・自分のコンプレックスや過去の失敗話を他の人にいじられても気にしない。
・多少の理不尽ないじりなら、怒らず許せる。
・自分のコンプレックスや過去の失敗話を武器として捉え、いくつか盛り上がる返しを用意できる。
いじられキャラになるためには、とにかく自分のコンプレックスや過去の失敗話を見つけましょう。
そして、自分からネタとして周りに発信していくんです。
例えば、頭がハゲているというコンプレックスがある方は、大いにハゲを武器にしてしまいましょう。
「最近育毛剤使い始めたんだけどさ・・・」
「地球の砂漠化とリンクして、俺の頭の砂漠化も進んじゃうんだよね・・・」
「俺、今日寝坊したんだけど、起きて2分で家出られたから無事間に合った!いやー髪の毛のセットいらないのまじ助かるわー。」
このように、自分から自虐ネタを放り込んでいきましょう。
こうすると、周りの人も「あ、この人はハゲをいじってもいいんだ」と思うようになり、いじり始めてくれます。
そうなると、加速度的にあなたのいじられキャラとしての認知度は上がっていくことでしょう。
ただし、人によっては、心が無いようないじり方をしてくる人もいます。
そんなときはへこんでしまうこともあるでしょう。
しかし、居場所がないよりかははるかにマシなので、寛大な心で許してあげましょう。
このように、少しはデメリットもあるものの、いじられキャラはメリットが大きいので、おすすめです。
いじられキャラとしての地位を確立できれば、あなたの居場所がなくなることは、そうないでしょう。
キャラ②いじりキャラ
キャラ①でご紹介した、いじられキャラの対となる存在が、いじりキャラです。
いじられキャラのように、みんなから一斉に注目されたくはないけど、鋭くスマートに笑いを取って、時々存在感を出したいという方には、向いています。
いじりキャラになるために必要な条件を下記します。
・いじるためのボキャブラリーが多い(お笑いや本、雑誌を読む)
・いきなりツッコミしても反応をもらえるように、大きな声を出せる
・集中して人の話を聞ける
・「この話が出たらいじってもいい?」と先に許可を取れる用意周到さ
・「さっきはいじりすぎてごめん」とアフターフォローする気遣いができる
いじりキャラになるためには、とにかく、いじるためのボキャブラリーを増やしておきましょう。
そのためには、下記記事を読んでおくことをおすすめします。
色んなパターンを想定し、色々なツッコミを事前に用意しておきましょう。
また、常にいじりキャラの精神状態を気にする小まめさも必要です。
いじりキャラは、どうしても言葉がきつくなりがちで、いじられキャラの機嫌を損ねてしまうことも多々あります。
昔いじられキャラだった私も、つまらなかったり雑だったり厳しいいじりキャラの発言には、何度も腹を立てたことがあります。
なので、「さっきは言い過ぎたかも、ごめん」とか「今日笑いとれたし、今後も今日ぐらいいじっても大丈夫?」など、人一倍いじりキャラに気を遣えるようになりましょう。
そうすることで、あなたは愛されるいじりキャラになることができ、他の人よりも存在感を出すことができるようになるはずです。
いじりキャラとして、居場所を確立しましょう。
キャラ③司会進行の仕切りキャラ
居場所を探すのに苦労している人には、若干ハードルが高いかもしれませんが、司会進行の仕切り役になると、その空間で最も存在感を出すことができます。
会議や食事会で物事を時間通りに進めたり、イベント事を企画したり、トークを回したりと、あらゆる面で中心人物になれます。
このキャラになるためには、様々な条件が必要ですが、その中でも特に重要な項目を下記します。
・愛嬌がある
・明るくポジティブ
・声が大きい
・好奇心旺盛かつ流行に敏感で知識が幅広い
・人の話をよく聞く
・質問をして話題を広げられる
・笑いを取れる鉄板ネタがある
司会進行の仕切り役は、キャラ作りの心構えだけでなく、トークの技術も必要ですので、ハードルが高いキャラです。
その分、他のキャラよりも常に注目度が高いので、実は目立ちたがり屋で、新しい自分をデビューさせたいときは、果敢にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
キャラ④アシスタントキャラ
司会進行を助ける補佐役として、司会進行を務めるリーダー格から愛されるのが、アシスタントキャラです。
大人数になればなるほど、司会進行だけでは全体を取りまとめるのが難しいので、一つ離れた場所から助ける存在が必要になってきます。
そんな時、あなたがアシスタントとして、司会進行役を助けることができれば、居場所をしっかりと確保することができます。
アシスタントに必要な条件を下記します。
・司会進行役の動向を常に確認できる
・司会進行役が困っているときにすぐ手助けできる
・ノリが分かっていない人に説明できる
・目立ちすぎず、補助役に徹することができる
・優しく、気遣いができる
アシスタントに大切なのは、とにかく司会進行役を補助することに全力を尽くすことです。
例えば、新入社員の歓迎会で、司会進行役がみんなの話を盛り上げるのに夢中になり、新入社員の紹介の時間を忘れていたら、こっそりと教えてあげましょう。
他にも、お手洗いから帰ってきて、いまいち話題についていけていない人がいたら、こそっと「今こんな話をしているんですよ」と教えてあげましょう。
自分が目立つよりも、常に周りの動向を意識して、補助的な役割を得意とする人は、アシスタントキャラになるのが良いでしょう。
気遣いが苦手でも、とにかく目立つのが嫌だという方は、まずはアシスタントを目指してみてもいいでしょう。
アシスタントが最も心がけるべきことは、司会進行が素晴らしい人間だというイメージをみんなに持ってもらえるように、陰ながら支えることです。
この意識があれば、あなたは一流のアシスタントキャラになることができるでしょう。
キャラ⑤ガヤ芸人キャラ(盛り上げ役)
比較的なるのが簡単で、存在感も出しやすいのが、ガヤ芸人キャラです。
あくまで主役は、司会進行役やいじりキャラ、いじられキャラです。
主役たちがボケたりツッコミを入れているのをみて、「それめちゃおもろいな!」とか「さすがにやりすぎやろ!」など、ガヤを入れて盛り上げるのが、主な仕事になります。
ガヤ芸人キャラの良いところは、秀逸なコメントができなくてもよく、ありきたりでもいいから大声を出して盛り上げられたらそれでいいというところです。
いじられキャラなどは、全員の注目が集まるので、ある程度精度の高い発言を求められますが、脇役であるガヤ芸人キャラは、そこまでおもしろいことを言わなくても大丈夫です。
なので、上記した「それめちゃおもろいな!」などのように、どんなボケやツッコミにも使えるような言葉で十分なんです。
キャラになる難易度が低く、しかも「あいつがいると場が盛り上がるし、気持ち良くしゃべれるから、なんか居て欲しいんだよなー」と愛されるキャラでもあります。
脇役で良いから、ちゃんとした居場所が欲しいという方は、ぜひガヤ芸人キャラを狙ってみてはいかがでしょうか?
キャラ⑥爆弾キャラ
とんでもないネタを突然放り込み、ごくたまに圧倒的な存在感を出すのが、爆弾キャラです。
人には隠してきた秘密があり、それをカミングアウトしてもいいというネタがある人は、狙ってみても良いと思います。
例えば、実はカツラだったとか、現実の人間ではなく二次元のキャラを嫁にするくらい好きだとか、恋人がびっくりするぐらいブサイクだとか、インパクトが大きいネタを放り込んでみましょう。
今までは空気のような存在だったとしても、急に強烈な性質をたたきつけることで、あなたの注目度は大きく跳ね上がることでしょう。
ごくたまに、このような爆弾を突然カミングアウトすることで、みんなの記憶に深く刻まれます。
「あいつは何を言い出すか分からない」というキャラが確立すると、おもしろがってあなたに興味を示す人が増えるでしょう。
人は、常に誰かに話しかけるネタを探しています。
そのネタを強烈に展開できるあなたは、他の人からしっかりと認知され、話しかけられるようになるので、もう居場所がないなんてことにはならないでしょう。
キャラ⑦聞きキャラ(笑顔、あいづち)
「目立つのは嫌!面白いことも言えない!周りをキョロキョロして気遣いをするのも嫌!けれどちゃんとした居場所は欲しい!」というわがままな方におすすめなのが、聞きキャラです。
せめて、人の話をウンウンとうなづいて聞くことはしてみましょう。
この時、気の利いた返事をする必要はありません。
ひたすら相手の話を聞き、共感し、認めて、褒めてあげましょう。
そしてたまに「えー!」とか「すごいなー!」と、オーバーリアクションを取りましょう。
笑顔を忘れなければ、もう最高です。
これだけでいいです。
こんなに親身に話を聞いてくれて、受け入れてくれるので、あなたにまた話したいというリピーターが増えてくることでしょう。
そうなると、自ずとあなたの居場所が開けてきます。
愛想笑いは疲れるかもしれませんが、聞くだけなので、他のキャラよりも負担は小さいです。
本当にトークに自信が無い方は、目指してみてもいいでしょう。
キャラ⑧毒舌キャラ
少し難易度が高いからこそ、他の人とキャラが被りにくく、独特で確かな存在感を出すことができるのが、毒舌キャラです。
毒舌キャラと言えば、言わずと知れているのが有吉弘行ですね。
彼ほどの毒舌を目指してはいけません。
あれは、プロがプロ相手に、仕事で毒を吐いているから、成り立っているんです。
あのレベルの毒舌を素人が一般的な状況でやろうとしても、上手く笑いを取れるどころか、ケンカになりかねません。
単なる悪口や、ケンカを売っているように思われたりするので、毒舌のレベルを落として、毒を吐くようにしましょう。
毒舌キャラで最も大切なのは、本当に言ってはいけないことは絶対に言わないことです。
例えば、カツラを被っているけど内緒にしている人に向かって「バレバレカツラさん」なんで呼ぼうものなら、あなたは腫れもの扱いされることでしょう。
また、いじりキャラのところでも述べましたが、「こういう毒を吐くけど、みんなの前で言ってもいい?」とか「今日は毒舌吐きすぎたかも、ごめんね」と事前に許可を取ったり、アフターフォローをするようにしましょう。
最後に、初対面の人や仲良くない人に毒を吐かないようにすることも大切です。
毒舌は、日々の信頼や交友の積み重ねがあって、初めて成立するものです。
お互い良く知らない仲なのに、毒を吐くのは、単に礼儀知らずの無礼者と思われてしまいます。
このように、気を付けるべきポイントが多く、少し難易度の高い毒舌キャラですが、その分はまれば強いのも確かです。
相手のコンプレックス(いじってもいい)を、独特の目線でとらえるのが得意な人は、ぜひ毒舌キャラになってみましょう。
キャラ⑨高嶺の花キャラ(セクシー、イケメン枠)
自分の容姿に自信がある方は、それを武器にしてしまうのが、最も手っ取り早いです。
容姿に関して、自分は並よりも上と思っていれば、もうそれだけで高嶺の花キャラになってもいいでしょう。
このキャラになる条件はシンプルで、「自分の容姿に自信を持つこと」です。
「私ほど、絶妙に微妙なかわいいキャラはいないんじゃない?」
「容姿以外の全てが並以下であることが逆に売りなのが、僕です。」
このように、本当にかわいい、かっこいいと思っていないけど、開き直ってますよという感じを出すと、ウケもいいでしょう。
ただし、気を付けるべきなのは、本当にあなたが一流レベルでかわいい、かっこいいと、単なる自慢にしか聞こえず、鼻について敵を増やす可能性がありますので、注意が必要です。
芸能人レベルで容姿が良い場合は、憎らしいですが、その時点でキャラが確立し、居場所がありますので、そのまま余裕を持っておくといいでしょう。
キャラ⑩イロモノキャラ(クセが強い)
個性が強い人は、それだけで存在感を出すことができます。
しかし、本当は個性が強いのに、個性を出すことを怖がり、個性を隠してしまう人が多くいます。
それって、実はめちゃくちゃもったいないことなんです。
自分の隠している個性は出しましょう。
もちろん、「人をいじめるのがたまらなく好き」とか「盗みをするスリル感でしか興奮できない」などの、社会のモラルに反する個性は、隠した方が良いですが。
例えば「毎朝起きたらまずももあげを100回やる」とか「ほふく前進が尋常じゃないぐらい早い」とか「家に謎の小さな仏像が30体もある」など、常識の枠外にあるクセや特技、状況は、展開して方が、あなたの個性が高まります。
キャラ作りこそあなたの居場所を作るカギ
以上の通り、居場所を作るには、あなたのキャラを作るのが大切で、キャラのパターンはたくさんあります。
最も自分の性格に合うキャラだったり、所属しているグループに無いキャラを選ぶと良いでしょう。
今すでに居場所がなくて悩んでいる方は、現状を変えないと、自分の居場所を手に入れることができません。
勇気を出して、自分のキャラを変更し、みんなから認められる存在を目指しましょう。
本記事を読んでくれたあなたの居場所が確立され、人生が潤うことを願っております。
ー以上ー
コメント