聞き上手になるためには絶対知っておきたい聞き下手の12の特徴
聞き上手になることができれば、あなたの人生は一変します。
クラスでも、サークルでも、職場でも、あなたは好かれる存在となり、愛されキャラとして順風満帆な人生を歩むことができるでしょう。
恋愛も上手くいく確率が大幅に上昇することでしょう。
これは大げさなことを言っているわけではありません。
さらに、聞き上手になると、話し上手になることもできます。
実際、話し上手になるには、まずはしっかりと相手の話を聞く必要がありますので、話し上手な人のほとんどは聞き上手です。
聞き上手になることで、人間関係で悩まされることが減り、むしろ人間関係が人生の楽しみにまでなることでしょう。
さあ、一緒に聞き上手になり、人生を謳歌しましょう!
聞き上手になるには
さて、まずは聞き上手になるための最初のステップを教えます。
それは、聞き下手の特徴を知ることです。
聞き下手の特徴を知り、それと逆のことを日々心掛けていけば、そう遠くない未来に、あなたは聞き上手になれることでしょう。
聞き下手の特徴の中で、自分に当てはまるものはないか探していきましょう。
もし当てはまる項目があったら、そこを重点的に直していきましょう。
それでは、聞き下手の12の特徴について、ご説明していきます。
聞き下手の特徴①相手を喜ばせるという気持ちがない
トークをするときに、最も意識しておきたいことは、「相手を喜ばせる」という気持ちです。
聞き下手な人は、この相手を喜ばせるという気持ちがないことが多いです。
つまり、これさえあれば、あなたは聞き上手への偉大なる一歩を踏み出したと言えるでしょう。
テクニックでは無いので、「本当に相手を喜ばせるという気持ちを持つだけで、聞き上手になれるの?」と疑問に思う方もいると思います。
しかし、この心構えは、そんじょそこらのテクニックよりも有効だと断言できます。
人間は、知らず知らずのうちに、身体から感情や思いがあふれ出しています。
あなたも、「あ、今この人凄い機嫌が悪いな。」と思ったことがあるでしょう。
つまり、相手を喜ばせるという思いを持ってトークすると、その感情が相手に伝わります。
声のトーンから、表情から、態度から、雰囲気から、相手の人は、あなたが自分を喜ばせようとして向かい合ってくれていることを感じ取るでしょう。
この意識がない人は、いますぐ意識してトークをするようにしてみましょう。
何度も何度も話しているうちに、きっと相手の反応が変わることが実感できることでしょう。
聞き下手から脱するためにも、相手を喜ばせるという気持ちを持つようにしましょう。
聞き下手の特徴②会話のキャッチボールができない
聞き下手な人は、聞かれたことにちゃんと答えられない人が多いです。
例を挙げてみましょう。
話し手「今日は寒いなあ。カーディガン貸してあげようか?」
聞き手「あなたこそ寒そうだしカーディガン羽織りなよ!」
どうでしょうか?
カーディガンを貸してあげようか?という問いに対して、あなたが羽織ったらという回答は、回りくどい回答になっています。
このケースなら、まずは借りるか借りないかをはっきりと回答するべきでしょう。
こういうはっきりとしない回答をする人には、毎回毎回話し手側が推測をしないといけなくなるので、ストレスが溜まります。
「この人と話していると、なんだかイライラするな」と思われてしまったら、もう話しかけてくれなくなることでしょう。
相手の質問にちゃんと答えられていないかもと思った方は、まず相手の質問をちゃんと把握することから始めましょう。
「早く回答しないと」と、あせることはありません。
少し間が開くぐらいなら、すっとんきょうな回答をするよりも、全然マシでしょう。
相手の質問をちゃんと受け止め、理解し、相手に返すことができれば、聞き上手への道を進むことができるでしょう。
聞き下手の特徴③テンポが悪い
聞き上手は、相手を喜ばせることができますが、聞き下手は相手にストレスを与えます。
聞き下手が相手にストレスを与える要因の一つとして、テンポが悪いことが挙げられます。
例を挙げてみましょう。
話し手「お、今日夏祭りあるらしいで!行こや!」
聞き手「、、、ん、夏祭りかー。何時からやんの?ま、いいか、とりあえず行ってみるか!」
この例では、結局行くという結論に至りますが、行くという結論を伝えるまでに間がかなり空いています。
他にも、「明日空いてたらご飯行こ!」って誘うと「空いてたら行くわー」とか言うけどほぼ100%と来る人って身近にいませんか?
結局行くなら、最初から素直にサクッと「行く!」と言ってくれたら、誘う側としても気持ちが良いのに、とにかく聞き下手な人はテンポが悪いんですよね。
今回は遊びの誘いを例に挙げましたが、他のトークでも、相手から話しかけられたら、テンポを意識して、相手がストレスなく話せるように心がけましょう。
ただし、前述しましたが、相手の質問に対してちゃんとした回答ができることが前提ですので、相手への質問に対する回答がきちんとできない人は、まず正確な回答を心がけると良いでしょう。
聞き下手の特徴④聞くよりも自分が話してしまう
聞き上手になるために大切なのは、「話す割合は、相手が8割、こちらが2割」を意識することです。
人間誰しも、相手の話を聞くよりも、自分の話をしたいという生き物です。
なので、世界は常に聞き上手を求めています。
聞き下手は、相手の話を遮るように、自分の話をしてしまいます。
とにかく自分の話をしたいという欲求を抑えられなければ、聞き下手が改善されることはないでしょう。
聞き上手になり、コミュニケーション能力を高めたいと思うのであれば、「話す割合は、相手が8割、こちらが2割」が良いということを覚えておきましょう。
聞き下手の特徴⑤自分が面白い話をしなくちゃと気負ってしまう
二人きりで気まずい沈黙が流れた時、あなたはどうしますか?
ほとんどの人は、なんとか現状を打破しようと、相手に話しかけることでしょう。
このときに、聞き下手な人は、「自分が何か面白い話をしなければいけない」と気負ってしまい、必死に話してしまいます。
これではトークは長続きしません。
こんなときは、相手に質問をして、会話を広げるようにしましょう。
会話の主役は、基本的に相手に設定しておき、質問攻めになってしまったと感じた時に、自分からトークを展開するぐらいの心構えでいいでしょう。
とにかく、気まずい雰囲気が流れてしまっても、相手を喜ばせるという気持ちを持ってトークをするようにしましょう。
なお、下記記事では、初デートで使える質問集をご紹介していますが、初デート以外でも使える便利な質問が多くまとめられていますので、ぜひ活用してみて下さい。

聞き下手の特徴⑥感情の起伏が少ない
普段から、喜怒哀楽を表現しないポーカーフェイス人間には、聞き下手な人が多いです。
あなたも、見るからに感情表現が無い人とは、話しても面白く無さそうだと感じることでしょう。
日頃から、ポーカーフェイスだという自覚がある人は要注意です。
まずは自分の感情を顔に出すなど、感情表現を豊かにしてみましょう。
そうすると、人間味が出ますので、周りから「この人と話してみたいな」と思われるようになります。
聞き下手の特徴⑦自分をアピールしたい(承認欲求が強い)
自分という存在の主張が強い方は、聞き下手な人が多いです。
とにかく承認欲求が強く、常に自分が認められないと気に食わないという人は、我が強く、相手の話をすぐに自分の話へと変えてしまいます。
一つ例を挙げましょう。
話し手「そういやこの前いちご狩りに行ったんだけどさあ、、、。」
聞き手「いちご狩りいいねえ!実は俺も先週行ってきたわ!俺何個イチゴ食べたと思う?」
話し手「(俺の話は?)」
このように、本人には自覚がないまま、相手の話を横取りしてしまっているケースがあります。
典型的な自己中の聞き下手人間ですね。
自分が笑いを取れば相手も嬉しいだろうと思っているのがたちが悪いところです。
あなたも思い当たる節はありませんか?
聞き上手になるためには、相手を立てたトークを展開したいところです。
聞き下手の特徴⑧自分を知って欲しい
自分を知って欲しい人は、自分よがりなトークをしてしまいがちであり、聞き下手な人間と言えるでしょう。
一例を挙げましょう。
聞き手「私はテニスが趣味なんだけど、あなたは趣味ある?」
話し手「テニスが趣味なんだ!俺は本を読むのが一番の趣味かな!」
聞き手「私は本はあんまり読まないなあ。最近休日はカラオケによく行くんだけど、あなたは休日は本を読んでいるの?」
話し手「(相手に寄せた回答をした方がいいのかな、、、?)カラオケは俺も好きだよ!」
このように、相手に質問をしているように見えますが、結局は自分のことを知って欲しいがために、自分の情報を逐一会話の中に盛り込んでしまいます。
相手からすると、回答が縛られているように感じれら、窮屈に感じてしまうことでしょう。
自分に興味を持って欲しいなら、まず相手に興味を持つことを意識することで、聞き上手への道を歩み始めることができるでしょう。
聞き下手の特徴⑨話を最後まで聞かない
話を途中で切られると、不愉快な思いをしませんか?
知らず知らずのうちに、あなたも相手に不愉快な思いをさせているかもしれません。
一例を挙げておきます。
話し手「この前名探偵ピカチュウの映画を見に行ったんだけど、意外と面白かったよ!もう一回、、、」
聞き手「俺も見た見た!妙にリアルなポケモンたちが新鮮で良かったよな!」
話し手「(話の途中なのに)」
人は、最後まで話を聞いてくれないと、非常にフラストレーションがたまります。
最後まで話を聞いてくれない人とは、あまり話したくないというのが、正直なところでしょう。
しかし、特にビジネスの場では、スピードを重視するあまり、最後まで話を聞かない人が大勢います。
そこで、あなたは相手の話を最後まで聞くことを意識するようにしましょう。
それだけでも、あなたの聞く力は向上することでしょう。
聞き下手の特徴⑩自意識過剰
話していても、聞いていても、常に自分に意識があるような自意識過剰な人は、間違いなく聞き下手です。
話しているときは「俺が笑いを取るぞ!」と考えたり、聞いているときは「絶妙なツッコミポイントはないかな?」と、いついかなる時も、自分がベストなコメントができるように身構えている人がいます。
こんな自意識過剰な人が、相手を気持ち良くしたり、喜ばせることができるわけがありません。
面白いことを言うから相手が幸せになるのではなく、相手を幸せにしたいという気持ちがあるから面白いことを言いたいと思うようになるのです。
自分では気づきにくいですが、自分のことに意識がいきがちな自意識過剰人間かもしれないと思ったら、相手を喜ばせるという気持ちを持つようにしましょう。
聞き下手の特徴⑪共感ではなくアドバイスを送ってしまう
ほとんどの人は、共感して欲しくて、話を聞いて欲しいと思っています。
なので、話を聞くときは、ウンウンとうなづいて共感してあげるだけでも、相手は満足することがよくあります。
しかし、おせっかいな心が動き「いや、ここはもっとこうやって改善した方がいいよ!」というように、ついアドバイスをしてしまう方がいます。
良かれと思ってアドバイスしているのでしょうが、ただ共感して欲しい人からすると、正直うんざりしてしまいます。
相手をうんざりさせてしまったら、あなたは聞き下手と言わざるを得ないでしょう。
特にアドバイスを求められていない場合は、アドバイスはしないこと!気を付けましょう。
聞き下手の特徴⑫リアクションが小さい
話し手が、びっくりさせようと大きなニュースを持ってきたのに、聞き手のリアクションが小さいと、話し手はがっくりしてしまいます。
このように、話し手をがっかりさせてしまうリアクションが小さい人間は、聞き下手と言えるでしょう。
一例を挙げておきます。
話し手「やばいやばい!昨日、佐藤とみほちゃんが付き合ったらしいで!」
聞き手「みほちゃんか、あんまかわいくないし興味ないや」
話し手「たしかに、、、(せっかく良いネタ仕入れたと思ったのに)」
たとえあなたの興味が無くても、相手が意気揚々と話題を持ってきてくれたのなら、ちゃんとリアクションを取ってあげましょう。
本記事で再三にわたり伝えていますが、「聞き上手な人は、相手を喜ばせるという気持ちを持っています。」
相手が持ってきた話題に対して、必ずちゃんとしたリアクションを取るようにしましょう!
いつもより声を高くしたり、ボリュームを上げて「え、まじ!?」と言うだけでも、相手の満足度は上がることでしょう。
誰でも聞き上手になれる
本記事では、聞き下手な人の様々な特徴と共に、聞き上手になるためのノウハウをたくさんお伝えしました。
本記事を読んだ方なら何となく感じたかなと思いますが、聞き上手になることは、そこまで難しいことではありません。
とにかく相手を喜ばせるという気持ちを持ち、ストレスを感じさせないことを意識しましょう。
そして、一日の終わりに、その日の様々な人との会話を思い出し、反省点から学びを得て、日々精進していきましょう。
相手を思いやる意識を持ち、日々の改善を繰り返せば、あなたは確実に聞き上手になることができます。
冒頭でもお伝えしましたが、聞き上手になると、人生が今よりも確実に豊かになります。
あなたが聞き上手になることができることを、願っております。
ー以上ー
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