【アイデアの出し方の基本】アイデアマンが伝授する誰でも分かる超基本14つ
本記事では、新しいビジネスの立ち上げや悩み事を解決するための良いアイデアが浮かばない人たちに向けて、アイデア出しの基本をまとめました。
様々な問題点を解決するためのアイデアを次々と生み出しているアイデアマンとして、良いアイデアがザクザクと創出できる私のアイデアの出し方の基本を伝授します。
基本無くして良いアイデアはそう生まれるものではありません。
誰でも簡単にすぐ理解できるように、基本の基本をしっかりとまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
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アイデアは出し切ってから精査する
アイデア出しの最中に一つ一つのアイデアの良し悪しを判断してはいけません。
アイデアを出すときは、とにかく出すことだけに集中することが基本です。
アイデアに優劣を付けながらアイデア出しをすると、最も上位のアイデアに勝てるアイデアを出さなければならない雰囲気となり、アイデアの生産能力が著しく落ちてしまいます。
また、最終的に生き残るアイデアが、上位の複数個だけになり、選択肢が狭まります。
芋づる式にアイデアを出す
せっかくアイデアが出たのなら、一つ一つを独立させて考えるのはもったいないです。
例えば、新しいデザインのケーキのアイデアを考えているときに、人気ゲームのキャラクターとのコラボというアイデアが出たのなら、そこから連想して、人気アイドルグループとのコラボというアイデアも出すことが出来ます。
アイデアは芋づる式に創出することで、その数を大きく増やすことができます。
アイデア出しの基本かつ非常に役立つ考え方なので、ぜひ覚えておきましょう。
質よりも量が重要
アイデアはとにかく質よりも量が大切というのは、アイデア出しの基本かつ超重要なポイントです。
いちいち質の高さなどを考える暇があるのなら、とにかくアイデアを出すことに集中するべきですし、どんなにアホらしいようなアイデアだとしても、思いついたのならば漏らさずに書き出していきましょう。
アイデアは複数人で出す
上記した通り、アイデアは質よりも量が大切ですので、アイデア出しは複数人で行うのが基本中の基本です。
しかも、自分一人では、どんなに視点を変えようと努力したところで、限界があります。
他人の目線や考え方、切り口から出たアイデアに「そんな着眼点があったのか!」と刺激をもらうことで、さらに自分の発想力が磨かれ、より良いアイデアが創出されます。
とにかくアイデア出しは3~5人ぐらいの複数人で実施することをオススメします。
※人数が多いほど、色々な発想力が結集する反面、発言がしにくくなりますので、人数をそろえればよいという訳ではありません。
アイデアを出すことをためらわない、恥じない
どんなに思いついたアイデアがアホらしくても、バカらしくても、とにかく思いついた限りは、アイデアを出しましょう。
自分にとっては恥ずかしいようなアイデアでも、他人にとっては興味深かったり、素晴らしいアイデアとなる可能性があります。
とにかく自分基準でアイデアの良し悪しを判断せず、思いついたら即展開することが、アイデア出しの基本です。
相手の意見を絶対に批判しない
他者があまりにも理にかなっていないアイデアを出したとしても、相手の意見を絶対に批判しないことは、基本中の基本です。
この相手の意見を絶対に批判しないということは、アイデア出しにおいて最も重要視するべきだという人も多いぐらい、大切なことです。
批判してしまうと、また批判されるかもしれないという恐怖だったり、もっと質の高いアイデアを出さないとバカにされてしまうという感情が芽生え、アイデアが出しにくくなる雰囲気を作ってしまいます。
そうなってしまうと、アイデア出しの場は終了してしまったといっても良いでしょう。
とにかく相手の批判をしないということは、基本の基本なので、参加者全員に周知徹底しておきましょう。
自由な発想で意見を出す
アイデアを出そうとしている分野の原理原則を踏まえたアイデアが良いアイデアになりやすいのは事実ですが、誰も思いつかないような革新的なアイデアを生み出すためには、自由な発想で意見を出すことが重要です。
例えば、新しいインパクトのある飲料水のアイデアを出す場で、全く異なる自動車という視点で考えることで、ガソリンのように独特のニオイを持つような飲料水や、飲むと身体が抜群に元気が出る飲料水を発送することが出来ます。
さらに、新規飲料水の売り出しイベントを、ガソリンスタンドからヒントを得て、大きなタンクを大都市に搬送し、道行く人々にガソリンの給油口を模したもので試飲用の飲料水を注いであげるなど、一風変わった発想が生まれます。
対象とするものに縛られず、自由な発想をすることが、アイデア出しの基本です。
出たアイデアを組み合わせたり改善する
せっかく出たアイデアを、ただ一つのアイデアとして放置するのはもったいないです。
先ほど、芋づる式にアイデアを出すことが重要であると述べましたが、すでに出ているアイデア同士を組み合わせることで、さらに新しいアイデアを生み出すこともできます。
例えば昔、お弁当と炊飯器を組み合わせて、炊ける前のお米を入れておくだけでお昼ごろにはお米が炊けているというお弁当箱がありました。
このように、お弁当と炊飯器という、一見組み合わさらないように感じるものを組み合わせることで、誰も考えたことが無いような新しい発想が生まれます。
また、新しいアイデアが思い浮かばないときは、出たアイデアを改善して新しいアイデアとしてみるのも一つの手です。
アイデアの融合や改善は、アイデア出しの基本ですので、頭の片隅に入れておきましょう。
アイデア出しを楽しむ
よくあるのが、「みんな意見をたくさん出しているのに、自分だけアイデアがあまり出せていない、、、。」とプレッシャーに感じてしまう人がいることです。
そうなると、ますますアイデアが出ず、さらに焦ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
アイデアの数に差が出るのは、当然のことです。
そこは割り切ってしまい、とにかくアイデア出しを楽しむという気持ちを、参加者全員で持つことが、アイデア出しの基本です。
他力本願にならない
グループでアイデア出しを行っていると、他人に頼る他力本願型の人が出てきます。
そうならないためにも、アイデアは質より量が大切だからみんなのアイデアを結集することが大切なんだということを、参加者全員に伝える必要があります。
また、アイデアが出しやすい雰囲気づくりによって、みんながアイデアを出せる環境を作ったり、アイデアが少ない人に優しく声をかけてあげるといった配慮をしてあげることは、アイデア出しの基本です。
アイデアを出すことばかりに囚われず、参加者の状態に気を配ることは、基本です。
アイデア出しに興味を持つ
アイデアを出すことで、どんなメリットが得られるかという共通認識を持つことで、アイデア出しに全員が興味を持つことが大切です。
興味が無いことには、良いアイデアも出ません。
良いアイデアを出して成功したら、みんなの成果になるとか、今後の仕事の効率が上がるとか、メリットをしっかり伝えましょう。
アイデア出しの時点では実現性は無視
アイデア出しの段階で実現性を考えてしまうと、一気にアイデアの数が減ってしまいます。
まずは実現性は一切考えずに、アイデアを出していきましょう。
アイデア出しの段階では実現性は無さそうでも、みんなで後日再検証したら、発想の転換によって、実現性が出てくることなんて、ざらにあります。
アイデア出しの時は、ひたすらアイデアを出すことだけに集中しましょう。
アイデア出しのツールを使う
アイデア出しのツールを正しく使うことで、アイデア出しがめちゃくちゃ捗ります。
役に立つアイデア出しのツールについては、下記に簡単にまとめていきますので、まずは自分に合って使いやすいツールを実際に使ってみて下さい。
『ブレーンストーミング(ブレインストーミング)』
アイデア出しの中でも最もメジャーかつポピュラーなツールです。
お題に対するアイデアをポストイットなどに一言でまとめ、ホワイトボードなどに張り出して、全員でアイデアを共有しながら進めていきます。
詳細は下記リンク先が詳しく書かれており、おすすめです。
『オズボーンのチェックリスト』
新しいアイデアを出すための発想の切り口として、9つのチェックリストに則ってアイデアを出す方法として、オズボーンのチェックリストがあります。
オズボーンのチェックリストは本当におすすめで、たくさんのアイデアをザクザクと創出できますので、ぜひ使ってみて下さい。
オズボーンのチェックリストの使い方については、下記で実例を交えて詳しく伝授しますので、ご参照下さい。

『フェニックスのチェックリスト』
フェニックスのチェックリストは、オズボーンのチェックリストをさらに拡大したようなものです。
オズボーンのチェックリストよりもやや難解なため、一般的な普及はしていない印象ですが、しっかりと使い倒してマスターすれば、フェニックスのチェックリストの方がより高度に問題解決やアイデア出しに活用できると考えます。
フェニックスのチェックリストについては、下記記事で詳細にまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

基本を押さえればアイデア出しの効率は一気に向上する
本記事の通り、アイデア出しには押さえておくべき基本があり、その基本を理解して実践することで、アイデア出しの効率は一気に向上します。
何も考えずにアイデア出しを始めるのではなく、アイデア出しを実施する前に、本記事の内容をおさらいした上でアイデア出しを始めることで、効率の向上が見込めますので、ぜひ検討してみて下さい。
ー以上ー
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