【人前で緊張しない方法】プレゼンの達人が教えるあがり症克服10の技
プレゼンのように、大勢の人の前で話すとき、どうしても緊張してしまい、上手く話せない人がいます。
「どうして自分だけ緊張するんだろう?」
こう思ってしまう方がいますが、それは間違いです。
慣れているように見えても、みんなそれなりに緊張しているんです。
あなたは少しだけ、他の人よりも緊張しやすいだけなんです。
まずは、みんな大なり小なり緊張していることを知ってください。
そして、全く緊張しなくなる方法はありません。
しかし、緊張を和らげることができます。
本記事では、会社内でもプレゼンの天才と称されている自称達人の私が、緊張を和らげ、あがり症を克服する10の具体的なテクニックについて、伝授します。
私も最初は緊張で、大勢の人の前で、思う通りのトークができませんでした。
しかし今では、どんな状況でも、スラスラと話せるようになりました。
さあ、人前で緊張しない方法について、お教えします。
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緊張しない方法①手の置き場を作るだけで精神が安定する
緊張しやすい人は、声が震えるだけでなく、身体がモジモジ動いたり、持っているレーザーポインターをクルクル回したり、常にソワソワしています。
緊張しやすいあなたも、そのような動作をしてしまっている経験があるのではないでしょうか?
そんな方にまず試してほしいのは、手の置き場を作ることです。
手の置き場を作るだけで、驚くほど気持ちが落ち着くんです。
我々人間は、物理的にも精神的にも、何らかの支えがあると落ち着くものです。
特にプレゼンのように、大勢の人VS自分一人という状態を感じやすい状況では、何か安定させてくれるものに身を委ねることができれば、一気に気持ちに余裕が生まれるのです。
実際に、私があまりにプレゼンで堂々と話すので、よく緊張しやすい人達から、人前で緊張せずに話す方法について、アドバイスを求められることが多いです。
その時、まずおすすめするのが、プレゼン中に手の置き場を作るというテクニックです。
この方法を教えた後「この方法凄いな!いつも以上に落ち着いて話せた!」や「身体をモジモジと動かさなくなった!」「手や声、身体の震えが無くなった!」というフィードバックをもらいました。
このような実績からも、この方法は、人前で緊張しやすい人ならだれにでも効果が十分にあると言えます。
しかし、どうしても目の前にテーブルや机など、手の置き場を作ることができない場合は、ズボンをギュッと握ってみましょう。
レーザーポインターでは軽すぎますしクルクルと回してしまいます。
また手をポケットに入れると、態度が悪いと思われます。
よって、ズボンをギュッと握って身体を安定させてみましょう。
ただしベストは、手の置き場を作ることです。
「資料や時計の置き場が欲しい」と言えば、机は用意できると思いますので、ぜひ試してみてください。
緊張しない方法②キャラクターになり切って話す
自分に自信がなく、ありのままの自分を見つめられるのが苦手で、人前で上手く話せない人がいます。
そんな人は、自分の心を守るために、自分とは異なるキャラクターを作り、そのキャラクターになり切って話してみましょう。
人前で話すときだけ、自分が作り出したキャラクターを演じましょう。
例えば、「いつも自信満々で、力強く、みんなから信頼されているリーダー」のように、できる限り素晴らしい人物像を描きましょう。
自分の理想とする姿ですね。
そのキャラクターになり切ることで、不思議と自信に溢れるなど、そのキャラクターに近づくことができます。
それに失敗しても、自分とは違うキャラクターを演じていますので、自分が必要以上に傷ついてトラウマになることも避けられます。
ただし、ある種自分を偽るということですので、人前で緊張してしまうという根本的解決にはなりません。
ある程度人前で話すことができるようになったら、ありのままの自分でも話せるはずですので、いつかはキャラクターから卒業しましょう。
緊張しない方法③プレゼン資料を見ずともスラスラ言葉が出てくるまで練習する
「失敗したらどうしよう?」という不安があるから、人前で話す時に緊張してしまいます。
なので、失敗する可能性を極限まで下げることで、過度に緊張することを防ぐことができます。
失敗する可能性を下げるためには、とにかく練習し続けることです。
理想的には、プレゼン資料を見なくてもスラスラと言葉が出てくるまで、練習することです。
「これだけ練習したなら、絶対に大丈夫!」という自信にも繋がります。
「でも、これだけ練習したのに失敗したら、もう立ち直れない」とネガティブ思考に陥る人もいます。
しかし、失敗は人を大きく成長させてくれます。
失敗は一瞬の恥で、大きく成長するチャンスです。
「絶対成功するし、失敗したらそれはそれで、反省点を活かして次のプレゼンの成功率を高めよう!」
こう考えるだけで、解決です。
難しく考えすぎずに、シンプルにいきましょう!
不安なら、逃げずにとにかく練習あるのみです。
緊張しない方法④人前で話す30分以上前に食事は済ませる
「ガチガチに緊張しているはずなのに、なんだか眠い、、、。」
このような経験をお持ちの方もいると思います。
人間は、食後30分以内は、脳に十分な血液が行き渡りにくい状態にあります。
この状態は、緊張+眠気という、人前で話すときの最悪のコンディションです。
そのため、プレゼン本番など、人前で話すときの30分以上前に食事は済ませるべきなんです。
緊張を和らげるためにも、食事時間にも気を遣うようにしましょう。
そこまで考えられると、あなたはプレゼンが苦手どころか、プレゼンの達人への第一歩を踏み出したと言えるでしょう。
緊張しない方法⑤時間に余裕をもって本番に備える
例えば、「プレゼン会場に早く着きすぎると、緊張感で身が持たないから、ギリギリに会場入りする」という人がいます。
しかし、不測の事態は意外と起こりやすいものです。
ギリギリに会場入りしたはいいものの、資料のデータが見つからない、間違った資料を開いてしまった、レーザーポインターが見つからない、思ったよりも会場が寒い、想像以上に人が参加しているなど、自分の想像外の出来事に、ますます気持ちが焦ってきます。
やはり、準備時間には余裕をもっておくべきです。
十分に時間に余裕を持つことで、不測の事態に対応したり、緊張を和らげるための深呼吸の時間も取れますし、会場の雰囲気に慣れて精神的にも落ち着いてきます。
会場入りは早めに余裕を持つことを意識しましょう。
緊張しない方法⑥直前にプレゼン内容は変更しない
プレゼン本番は、いかに練習通りのことができるかということが大切です。
思い付きのアドリブは、精度が低い発言になりますので、避けるべきです。
またそれと同様に、本番直前に自分の資料内容に不安を感じ、直前にプレゼン内容を変えてしまう方がいますが、これは避けるべきです。
再度お伝えしますが、プレゼンはいかに練習通りのことができるかということが、大切です。
そのため、致命的な間違えがあったという時以外は、プレゼン直前の変更は避けましょう。
本番が近づくにつれ、「本当にこの内容で良いのだろうか?」と不安になる気持ちはよくわかります。
しかし、今更どうにもならないと腹を決め、自信をもって、本番のみに集中しましょう。
緊張しない方法⑦深呼吸を繰り返す
緊張によって、大きく影響を受けるのが呼吸です。
裏を返せば、乱れた呼吸を整えることができれば、自ずと緊張も和らぎます。
まずは、口から身体中の空気を全て出すように息を吐き、鼻からゆっくりと時間をかけて息を思いっきり吸い込みましょう。
そして、また口から時間をかけて息を吐きましょう。
呼吸を整えることに集中すれば、ふと気づいた時には、呼吸と一緒に精神も安定しているはずです。
深呼吸なんてうさんくさいと侮る方がいますが、呼吸の力は素晴らしいものです。
一度試して頂ければ、その効果の大きさに、思わず深呼吸をルーチンワークにしてしまうぐらい、気に入るかもしれませんよ。
緊張しない方法⑧直前に軽く水を飲み、ノドを潤しておく
緊張で不安になればなるほど、ノドがからからになります。
そして言葉が上手く出せず、さらに焦ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
よって、小まめに水を飲むことをおすすめします。
小まめに水を飲むという動きによって、気もまぎれますので、そういう意味でも効果的です。
ただし、毎回毎回水分を多く摂取してしまうと、お手洗いが近づいたり、お腹が緩くなったりしますので、気を付けましょう。
緊張しない方法⑨足裏に意識を向け、地面に根を張るように立つ
人前で話す直前が、最も緊張のピークになります。
壇上に立ったはいいものの、なかなか始まらない時は、まるでさらし者になった気分になりますよね。
まず人前に出たときは、足裏に意識を向け、地面に根を張るように立ってみましょう。
意識を足裏に向けることで、自分に視線が集中しているということに対して、気をまぎらわすことができます。
さらに、緊張で身体がフワフワしてしまう方がいますが、身体が不安定な状態だと、精神も落ち着かずに不安定になります。
なので、自分を木だと思い、根っこを張るように、地面にしっかりと立ちましょう。
足裏に意識を向け、足裏から伸びた根っこで地面にしっかりと根を張りましょう。
そのイメージを持つことで、まず身体が安定します。
そうすると、身体と精神は繋がっていますので、精神まで落ち着きを取り戻していくのです。
「自分は木だ、自分は木だ、、、。」と心の中で呟き、自分を木だと思い込みましょう。
緊張しない方法⑩聞き手をカボチャと思う
最も有名な方法かもしれませんが、聞き手を人間以外の何かだと思い込むことで、緊張を和らげる方法です。
例えば、聞き手をカボチャと思い込んでみましょう。
この方法は、人から注目を浴びるのが苦手という人に対して、ある一定の効果を持ちます。
しかし、人との対話を大切にするべきですので、相手を人間以外と思い込むこの手法は、褒められた方法とは言えません。
出来る限り、他の方法を取るようにしましょう。
それでも解決できない場合のみ、聞き手をカボチャと思うという、本手法を試してみましょう。
ー以上ー
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