このように、仕事ができない同僚の尻拭いをやらされていることに悩む人は多いでしょう。
私も、超絶ポンコツの先輩の尻拭いをしていたので、この気持ちが痛いほど分かります。
むしろ分かりすぎて胸焼けしそうなぐらいです。
そこで本記事では、仕事ができない同僚の尻拭いへの対策方法をまとめて解説していきます。
ぜひあなたのお役に立ててください。
仕事ができない同僚の尻拭いへの対策方法
それでは、仕事ができない同僚の尻拭いへの対策方法について解説していきます。
尻拭い対策①とにかく褒めて仕事させる
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
これは、カナダの精神科医エリック・バーンの言葉です。
あなたが出来るのは、仕事が出来ない同僚が変わるきっかけを与えることだけです。
「尻拭いはうんざりだ!仕事の効率を上げろ!責任感を持て!」
なんて言っても、人を変えることはできないということですね。
仕事が出来ない同僚は、基本的に怒られてばかりなので、久しく褒められるという体験をしていないでしょう。
そこで、褒めて褒めて褒めちぎることをおすすめします。
具体的に書けば、
「お、もう仕事終わったんですか!?だんだん早くなってきましたね!」
「この前の報告書見ましたよ!大きな案件の一角を担っているんですね!」
このように、隙あらば褒めましょう。
褒めることで、同僚の仕事に対するモチベーションを高めたり、有能感を味わわせましょう。
仕事に対する意欲や自信を付けさせ、自分の仕事は自分でやり切るように導いていきましょう。
再度お伝えしますが、あなたに人を変えることはできません。
できるのは、その人が変わるきっかけを作ることです。
同僚が主体的に変われるように、褒めてあげることが最も有効です。
尻拭いさせられてしかも相手を褒めないといけないなんて、はっきり言って腹が立ちますが、ここはグッと堪えましょう。
尻拭い対策②尻拭いしていることをはっきり伝える
今から恐ろしいことを伝えねばなりません。
なんと、尻拭いされている人は、自分が尻拭いされていることに気づいていない人が多いです。
私の実体験を少し話します。
仕事ができない同僚が、他部署との複雑な調整に挑んだのですが、当然のように調整が難航しました。
そこで私が何度か相手方に足を運び、みんなが納得できる方法を提案し、調整していきました。
その結果、うまく仕事が進むようになったのですが、
同僚「なんかわかんないけど、今回は仕事がスムーズに進んだね」
との発言が。
私「はあ!?」
そう、この同僚は私が相手方と調整したことなど、全くわかっていなかったのです。
わざわざ手助けしていることを言うのも恩着せがましいと思った私はあえて言いませんでしたが、電話やらメールやら相手方とのあいさつなどを見れば、
「あ、もしかして陰ながらサポートしてくれているのかな?」
なんて感じていると思いました。
いや、普通感じるでしょうよ。なんで気付かない?
この件のように、仕事が出来ない同僚は、あなたが尻拭いをしていることに気付いていないかもしれません。
仕事が出来ない同僚って、鈍感な人が多いです。
鈍感過ぎて引きますね。
そこで、あなたが尻拭いしていることをはっきり伝えるようにしましょう。
あなた「今回も仕事のサポートをしておきました。毎回負担になっているので、上手く仕事が進むよう、上司に相談してみてはどうですか?」
このように、尻拭いしていることと、迷惑をかけられていることをはっきり伝えましょう。
伝えないと、相手はあなたに尻拭いを指せていることに気付いていないのですから、これから先も問答無用であなたが尻拭いさせられてしまいます。
尻拭い対策③きっぱり尻拭いを断る
仕事が出来ない同僚は、甘えん坊であることが多いです。
困ったらまたあなたが助けてくれると思い込んでいます。
なので、何かあるとまずあなたに助けてもらおうという甘え考えを持っています。
そんな考えで仕事が出来る訳がありません。
そこで、尻拭いが上司やリーダーの指示出ない場合は、同僚の尻拭いを徹底してしないようにしましょう。
もし尻拭いする必要が生じた時も
あなた「リーダー。○○さんの仕事がまずそうです。私は手が回らないので、対応をお願いします。」
と、リーダーや上司に相談するようにしましょう。
この際、同僚にも聞こえるように言うことで、
「もう俺は手伝わないからな。」
という意思を示すことが出来ます。
これからの時代、いかに他人の時間を生きずに自分の時間を生きるかが、仕事が出来る人間になるためのカギを握ります。
いつまでも同僚の尻拭いに時間を取られず、自分の時間を生きましょう。
尻拭い対策④仕事のマニュアルを作成して与える
何度も何度も同じ失敗をする同僚がいます。
仕事が出来ない同僚は、メモも取らないし物覚えも悪いですからね。
そこで、あなたが仕事のマニュアルを作成して与えるようにしましょう。
マニュアル作成のため最初は負荷がかかりますが、これから尻拭いする確率が減るのであれば、やる価値は大いにあります。
それに、新入社員や中途採用の方の教育にも役立ちますので、マニュアルがない場合は積極的に作っていきましょう。
あなた「もうマニュアルがありますので困ったらマニュアルを見てください。そして自立して自分の力で仕事を成し遂げるクセを付けて下さい。」
マニュアルに加えて、もう尻拭いはしないという意思を示しておくことも大切です。
尻拭い対策⑤自分の尻拭いをさせ、尻拭いの大変さを教える
尻拭いさせる同僚は、いかに尻拭いが大変かをわかっていません。
なので、何の罪悪感もなくあなたに尻拭いをさせるのでしょう。
そこで、身をもって尻拭いの大変さを同僚に味わわせましょう。
あなた「やばい、もう納期ギリギリだ!○○さん、いつも手助けしていますので、今回は助けて下さい。これとこれとこれを、今日中に頼みます!」
同僚「いや、急に言われても無理だよ。」
あなた「僕、いつもこんな感じで○○さんの手助けしてますけど、どう思いますか?」
同僚「そっか、いつもこんなに大変なんだね。ごめんね。」
このような流れになれば理想です。
尻拭いの大変さは、尻拭いした人にしか分かりません。
ぜひ、同僚に尻拭いを体験させてみてください。
同僚の尻拭いへの対策方法のまとめ
それでは、本記事で解説した同僚の尻拭いへの対策方法について、下記にまとめておきます。
②尻拭いしていることをはっきり伝える
③きっぱり尻拭いを断る
④仕事のマニュアルを作成して与える
⑤自分の尻拭いをさせる
ぜひ試してみてください。
尻拭いをやめ、自分の時間を生きる事
いつまでもいつまでも同僚の尻拭いをしていると、下記デメリットがあります。
・同僚はいつまで経っても仕事が出来ないまま。
・チームとしての成果が上がらない。
・あなたのストレスが尋常じゃない。
・チームがあなたに依存し、あなたが異動できない。
・・・etc
もうデメリットだらけですね。
前述しましたが、これからの時代はいかに他人の時間を生きずに自分の時間を生きるかが、仕事が出来る人間になるためのカギを握ります。
いつまでも同僚の尻拭いをしていてはいけません。
仕事が出来ない同僚に貴重なあなたの時間を奪われてはいけません。
仕事が出来ない同僚の尻拭いをさせられるというあなたの悩みが解決することを願っております。
※本記事が少しでもあなたのお役に立てたなら、下記のシェアボタンで、ぜひ本記事をみんなにもシェアしてあげてください。
ー以上ー
コメント