このように、プレゼンの時間ごとに最適な文字数やスライド枚数を知りたい!
と考える人は多いでしょう。
かつての私もそうでした。
プレゼンの機会が増えてプレゼン力が上がってくると、文字数は全く気になりません。
プレゼンに参加している聞き手に話を振ったり、途中で雑談を入れて時間調整が出来るからです。
しかし、プレゼンに不慣れの人は、確実に文字数を意識しておいた方が良いでしょう。
全く時間が足りなかったり、逆に時間を持て余してしまう可能性があるからです。
大事故
そこで本記事では、プレゼンの時間ごとに最適な文字数やスライド枚数について解説していきます。
- プレゼン1分間の最適な文字数
- プレゼンの最適なスライド枚数
- プレゼン時間毎の最適な文字数とスライド枚数の早見表
- 1分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 2分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 3分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 4分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 5分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 6分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 7分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 8分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 9分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 10分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 12分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 15分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 20分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 25分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 30分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
- 一流プレゼンター最適な文字数とスライド枚数にこだわりすぎないこと
プレゼン1分間の最適な文字数
まずは一般論。
プレゼンで聞き手が理解しやすい文字数は、1分間で300文字だと言われています。
一方、アナウンサーは1分間で350文字ほど話すようです。
つまり、一般人の場合でも、
・滑舌に自信がある
・理解しやすい話の流れができている
・流暢に話せる
・難解な単語を使わない
といった条件を満たすならば、1分間で350文字ほど話しても良いでしょう。
もちろん、プレゼンにそこまで自信がある人はなかなかいないでしょうから、やはり1分間で300文字を一つの目安にした方が良いでしょう。
ここまでが一般論です。
ここからが私の見解。
ビジネスシーンでのプレゼンでは、1分間で200~250文字ほど喋るのが良いです。
先ほどよりも、かなり喋る量が減りましたね。
これには明確な理由があります。
アナウンサーが話す内容は一般的で理解しやすい話題なので、話す文字数が多くても理解されます。
しかしビジネスにおけるプレゼンは、内容が難解なことが多いです。
専門用語を使わざるを得ないところもありますし、複雑な解析データを示さないといけないシーンもあります。
よって、ビジネスシーンでのプレゼンでは、1分間で200~250文字ほど喋るのが良いです。
本音を言うと、
業界によって最適な文字数は異なるから自分で試行錯誤してね。
です。
※もちろん自分の経験ではなく、先輩や上司に聞いてみるのもおすすめ。
プレゼンの最適なスライド枚数
まずは一般論。
プレゼンでスライド1枚にかける時間は1分~1分半だと言われています。
なので、5分プレゼンなら4~5枚。
10分プレゼンなら7~10枚。
次に私の見解では、スライド1枚にかける時間は40秒~1分ですね。
なので、5分プレゼンなら5~8枚。
10分プレゼンなら10~15枚。
突然ですが、
「Less is more」
という格言をあなたは知っていますか?
これはドイツ出身の建築家で、近代建築の父と呼ばれたミース・ファン・デル・ローエが使ったことで有名になった言葉です。
「Less is more」をシンプルに訳すると、
少ないほどいい
という事です。
プレゼンにおいても同じことが言えます。
よく誤解されがちなのが、
「スライドは1ページに情報をたくさん詰め込んだ方が見栄えが良い」
ということです。
たしかに、作った側としては1ページに情報が詰まった方が達成感があるものです。
しかし見る側からすると、
「どこが重要な情報が分からない」
と感じてしまうのが、本音です。
よって、聞き手のことを真の意味で考えるのであれば、
「Less is more」
で必要最低限の情報だけを載せたスライドを作るべきなんです。
その方が聞き手が理解しやすく、結果として最高のプレゼンができるのです。
よって、スライドは必要最低限の情報だけ載せる方が良いので、
スライド1枚にかける時間は40秒~1分がベストだと、私は思います。
プレゼン時間毎の最適な文字数とスライド枚数の早見表
それでは、プレゼン時間毎の最適な文字数とスライド枚数の早見表を作成しましたので、ぜひ参考にしてください。
※スライド枚数は、表紙と目次抜いた枚数です。
1分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:300
スライド枚数:1枚
【私のベスト案】
文字数:200~250
スライド枚数:1枚
2分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:600
スライド枚数:2枚
【私のベスト案】
文字数:400~500
スライド枚数:2~3枚
3分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:900
スライド枚数:2~3枚
【私のベスト案】
文字数:600~750
スライド枚数:3~5枚
4分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:1200
スライド枚数:3~4枚
【私のベスト案】
文字数:800~1000
スライド枚数:4~6枚
5分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:1500
スライド枚数:4~5枚
【私のベスト案】
文字数:1000~1250
スライド枚数:5~8枚
6分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:1800
スライド枚数:4~6枚
【私のベスト案】
文字数:1200~1500
スライド枚数:6~9枚
7分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:2100
スライド枚数:5~7枚
【私のベスト案】
文字数:1400~1750
スライド枚数:7~11枚
8分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:2400
スライド枚数:6~8枚
【私のベスト案】
文字数:1600~2000
スライド枚数:8~12枚
9分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:2700
スライド枚数:6~9枚
【私のベスト案】
文字数:1800~2250
スライド枚数:9~14枚
10分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:3000
スライド枚数:7~10枚
【私のベスト案】
文字数:2000~2500
スライド枚数:10~15枚
12分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:3600
スライド枚数:8~12枚
【私のベスト案】
文字数:2400~3000
スライド枚数:12~18枚
15分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:4500
スライド枚数:10~15枚
【私のベスト案】
文字数:3000~3750
スライド枚数:15~23枚
20分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:6000
スライド枚数:14~20枚
【私のベスト案】
文字数:4000~5000
スライド枚数:20~30枚
25分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:7500
スライド枚数:17~25枚
【私のベスト案】
文字数:5000~6250
スライド枚数:25~38枚
30分プレゼンの最適な文字数とスライド枚数
【一般論】
文字数:9000
スライド枚数:20~30枚
【私のベスト案】
文字数:6000~7500
スライド枚数:30~45枚
一流プレゼンター最適な文字数とスライド枚数にこだわりすぎないこと
本記事では、最適な文字数とスライド枚数について、一般論と私の見解の両面からご紹介しました。
しかし、一流のプレゼンターは、あまり最適な文字数とスライド枚数にこだわりすぎません。
最適な文字数とスライド枚数に縛られると、プレゼンの自由度が減るからです。
プレゼンに慣れないうちは、きっちりと文字数やスライド枚数を決めてもいいとは思いますが、いずれは自分の中の最適な文字数とスライド枚数を見つけて下さい。
あなたのプレゼンが上手くいくことを願っております。
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ー以上ー
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