このように、仕事で使えない新人にイライラする先輩社員や上司は多いでしょう。
そこで本記事では、使えない新人を動かす教育方法について解説していきます。
きっとあなたのお役に立てると信じています。
使えない新人を動かす教育方法とは?
それでは、使えない新人を動かす教育方法について解説していきます。
①言い訳を聞いてあげる
使えない新人は、ミスしては言い訳をふりまきます。
うんざりしている人も多いでしょう。
しかし、本当にどうしようもない理由がある可能性があります。
もしかしたら新人は、
「ミスさせられた被害者」
である可能性があるのです。
初めから
「またこいつ言い訳しているよ!」
と聞く耳持たんで対応すると、
新人は不満が溜まってますますミスしてしまいます。
そうなると、あなたのイライラは増すばかりです。
まずは言い訳を聞いてあげましょう。
もちろん、言い訳がイライラするなら、まじめに聞かずに聞き流しても良いです。
大切なのは、
「話を聞いてあげている感」
を出すことです。
言い訳を聞いてあげると、新人は
「この人は話を聞いてくれるから信頼できる」
と思い、あなたのために仕事をがんばるようになる可能性が高まります。
②上司に相談する
他の新人と比較して、あまりにもひどい新人がいる場合は、上司に相談しましょう。
あなたでは手に負えない可能性があります。
上司に直接指導をお願いしたり、教育担当を変えてもらうのは、何も悪手ではありません。
あなたがイライラしてどうしようもないのであれば、上司に相談するという選択肢は持っておくべきです。
③ティーチングではなくコーチングを行う
ティーチングというのは「教える」こと、
コーチングというのは「相手に質問し、相手が考えて気付きを得て成長しながら業務を進める」ことです。
ティーチングばかりすると、部下は指示待ち人間になってしまいます。
自分で考えようとしないので、あなたが何も教えなければ全く動きません。
そこで、
「この仕事、どのように進めたらいいと思う?」
「いつまでにやらないといけないか確認した?」
「誰にお願いするか分かった?」
このように質問して、新人が自分の頭で考えるようにしましょう。
質問する際は、5W1Hを意識すれば良いです。
5W1Hの例を下記します。
・どこをチェックしないといけないのか?
・どのようにチェックしないといけないのか?
・いつチェックしないといけないのか?
・誰がチェックしないといけないのか?
・何をチェックしないといけないのか?
・なぜチェックしないといけないのか?
この6つの視点で質問し、新人自らが動くように仕向けましょう。
④イライラして怒らない。イライラを見せない。
仕事ができなかったり、指示待ち人間の新人にはイライラしてしまいますよね?
でも、イライラした態度を見せたり怒ったりすると、新人はあなたのことを
「怖い」
と思ってしまいます。
最近の若者は特に、怒られるのを恐れる傾向にあるため、
「言われたことだけやって怒られないようにしよう。」
と考えてしまいます。
恐怖の感情は、新人を究極の指示待ち人間に変えてしまいます。
新人の指示待ち力が強くなるほど、あなたのイライラは増していくことでしょう。
新人が怖がらないように、イライラしてもすぐ怒らずに寛大に見守る気持ちを持つことが重要です。
⑤過剰に期待せず、完璧主義をやめる
新人は、仕事ができなくて当たり前なんです。
そのため、完璧な仕事を求めても、到底できないでしょう。
あなたがもし完璧主義なら、今すぐ新人に完璧を求めるのをやめましょう。
あなたが描く理想と、新人が出す仕事の成果のギャップが大きいほど、あなたはイライラすることでしょう。
新人に過剰に期待せず、あなたが描く理想を下げることで、イライラ度が下がるでしょう。
⑥小さな成功を褒めてあげる
ハーバード大学のウィリアム・ジェームズ教授は、
「人間性の最も深い所にある動機は、認められたいという強い願望である。」
と述べています。
人間の行動原理はシンプルで、
1.やってみる
2.褒められる
3.さらにやってみる
この3つのステップです。
よって、新人が低クオリティーでも何かを成し遂げたなら、褒めるところを見つけて褒めてあげましょう。
すると新人のモチベーションは上がりますし、自信にも繋がって仕事に前向きになります。
「こいつは仕事ができない!イライラする奴だ!」
と決めつけてしまうと、新人にもその感情が伝わり、新人の意欲を削いでいきます。
その結果、新人はますます仕事ができなくなってしまいます。
小さな成功でも褒めてあげましょう。
使えない新人を動かす教育方法まとめ
それでは最後に、使えない新人を動かす教育方法をまとめておきます。
②上司に相談する
③ティーチングではなくコーチングを行う
④イライラして怒らない。イライラを見せない。
⑤過剰に期待せず、完璧主義をやめる
⑥小さな成功を褒めてあげる
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