痔を予防する10個の対策方法!辛いものは食べても大丈夫なのか?
皆さんすでにご存じとは思いますが、痔とは「肛門や肛門周辺の病気の総称」で、なんと日本人の3人に1人は痔に悩んだことがあるほど、なりやすい病気です。
しかし、お尻から出血するのってなんだか怖いし、場所によっては痛みもありますし、何より場所が悪くてお医者さんに見せるのも恥ずかしいということもあって、極力痔にはなりたくないですよね。
そこで本記事では、痔を予防する10個の対策方法をまとめました。
私も実は痔がひどくて、大量出血したことがありますが、お医者さんからアドバイス頂いた痔に関する注意事項を忠実に守り、今は改善に向かっています。
それでは、肛門科のお医者さんから勧められた痔を予防する10個の対策方法について、ご紹介します。
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①排便の時にいきまない
私の担当医が最も注意して欲しい痔を予防する方法の一つが、排便の時にいきまないことです。
私は柔らかめな便なので、特にいきまなくても大丈夫なんですが、このアドバイスをもらってから、非常にいきまないことに注意しています。
便が固い方は特に、排便の時にいきまないことを気を付けましょう。
いきまないと便が出ない方は、食生活から改善した方が良いです。
野菜を食べることが少ない方は、野菜を食べ、食物繊維の摂取量を増やすことで、便が柔らかくなるので、おすすめです。
②トイレに長時間座らない
痔核の発症リスクは、日常生活の中に潜んでおり、特にトイレに長時間座る方が痔になりやすいという傾向があります。
なので、トイレに長時間すわってはいけません。
用を足した後も、スマホを見たり本を読んだりしながら、トイレに長時間籠るという習慣がある方は、止めましょう。
少しでも痔のリスクを減らすために、用を足したら、すぐにトイレから出ましょう。
③辛いものなどの刺激物は控える
本記事のタイトルにもありますが、「辛いものは食べても大丈夫なのか?」の答えは、「極力控えましょう」です。
辛いものや刺激物などを全く食べないのはなかなか困難ですが、意識的に避けることは十分可能なはずです。
辛いものなどの刺激物とは、唐辛子やわさび、からし、こしょうなどを指します。
例えば唐辛子を例に挙げますと、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは、体内で消化及び吸収がされないまま便として体外へ排出されます。
皆さんも唐辛子を食べた後の便に、赤い異物が混じっている様を見たことがあるかと思います、、、。笑
カプサイシンは、粘膜などに刺激を与える効果がありますので、痔の原因となったり、すでにできている痔を悪化させるなど、痔に関しては悪い影響が多いです。
なので、痔を予防したり悪化させないためにも、辛いものなどの刺激物は控えるように、意識しましょう。
④アルコールを控える
なんと、アルコールも控える方が良いとのことです。
少量なら良いですが、とにかく飲みすぎないように注意しましょう。
アルコールを摂取すると、血管が膨張して血流量が増えますが、肛門周辺の血液を心臓に戻す力が弱いため、肛門のうっ血が悪くなり、その結果痔が悪化してしまいます。
アルコールは絶対に飲みすぎないことを意識しましょう。
⑤お尻は常に清潔に保つ
痔を恐れて、排便後にあまりお尻を拭かないと、お尻が不潔な状態となり、痔に悪影響となります。
お尻は常に清潔に保つことを意識しましょう。
お尻はなるべく優しく拭き、ウォシュレットを使用しましょう。
市販の肛門清浄剤を使うのも良いです。
そして、毎日お風呂に入ることも大切です。
⑥お尻を冷やさないようにする
お尻、、、というよりも身体を冷やさないように気を付けましょう。
身体の中で、特にお尻や腰を温めることを意識しましょう。
身体が冷えて血行が悪化すると、肛門がうっ血し、痔に悪影響が及ぼされます。
なるべくシャワーではなく、お風呂も毎日入り、湯船にゆったりと浸かるのが良いでしょう。
⑦同じ姿勢で長時間過ごさない
例えば、長時間立ちっぱなしでいると、身体の下の方に血液が集中します。
肛門がうっ血すると、痔に悪いです。
仕事柄、立ちっぱなしの機会が多い方は、小まめに椅子に座って休んだり、軽く体操するなど、うっ血を防げるように意識しましょう。
⑧長時間のドライブは避ける
先ほど、立ちっぱなしのように同じ姿勢は良くないとお伝えしましたが、長時間座りっぱなしも良くありません。
座りっぱなしだと、肛門がうっ血しやすくなります。
そのため、長時間のドライブや、仕事柄座ることが多い方は、適度に体勢を変えたり体操することで、うっ血を防ぎましょう。
どうしても長時間ドライブなど座りっぱなしになる必要がある場合は、ドーナツ型のクッションを使うなど、工夫しましょう。
⑨便意は我慢しない
便意は我慢しないように、気を付けましょう。
ちなみに私は、毎回毎回トイレットペーパーに血が付くのが嫌で、お尻を拭くのが怖すぎて、排便の回数を減らすために、便意を我慢していましたが、あまり良くないとのことです。
便意を我慢することで、直腸に長く便が留まり、水分が腸に吸収されて便が硬くなってしまいます。
便が固くなると、排泄する時に、肛門に過剰な負担がかかります。
なので、便意は我慢しないように意識しましょう。
⑩早めに医者に相談する
痔に限らず何事も同じですが、痔かな?と思ったら、早めにお医者さんに相談しましょう。
痔にも色々な種類があり、自分がどの痔なのか、どういう対策をすれば良いのかを、お医者さんに診断してもらいましょう。
早めにお医者さんに相談することが、おすすめです。
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