【OJTリーダー質問集】新入社員とのコミュニケーションに困ったら必見の質問例文
本記事では、OJTリーダーのみなさんが、新入社員や若手社員といったパートナーとの会話に困った時の質問集をまとめました。
新入社員とのコミュニケーションに困ったら、ぜひ活用して下さい。
『本記事と共に読みたい』
質問の重要性
OJTリーダーに役立つ質問集の前に、質問をすることの重要性について、簡単に説明しておきます。
質問することによって得られるメリットは、下記の通りです。
①教育される側の状況を把握出来たり、知っている情報を引き出すことができる。
②教育される側が困難な壁にぶつかっているときに、常識や凝り固まった考え方とは異なる新しい気付きを与えることができる。
③質問などの対話を繰り返すことで、密な信頼関係を構築できる。
OJTリーダーは、積極的に新入社員や若手社員などのパートナーに質問をすることで、様々なメリットが得られます。
定期的に質問をすることを意識することで、OJTリーダーとしての責務を果たしやすくなります。
それでは次に、OJTリーダーのみなさんの役に立つ質問集をまとめてご紹介していきます。
気付きを与える質問集
※下記質問は抽象的に書いてありますので、みなさんの職場や実際の業務の内容を当てはめ、より具体的に質問をしてあげることで、気付きを与えることができます。
・今日一日業務を通して、何か感じたことや困ったことはある?
・この一週間業務を通して、何か感じたことや困ったことはある?
・業務の中で難しいなぁと感じたことはあった?あったらそこはどう対処した?
・分からないことはあった?誰かに聞いて解決できた?
・この業務は自分に向いてて、そっちの業務は自分に向いていないなぁと感じる業務はあった?
・自分がやりたいと思った業務ができてる?
・誰も自分のやりたい仕事ばかりはできないけど、学生の頃の理想と現実のギャップに苦しんでない?
・周りとコミュニケーションは上手く取れてる?
・自分の顔を売るのも新入社員の仕事だけど、順調に売れてる?
・部署内や関連部署の人達の顔と名前は覚えられた?
・研修はどうだった?何か業務に活かせそうなノウハウは手に入った?
・なんでこの業務は上手くいったんだろう?
・なんでこの業務は上手くいかなかったんだろう?
・失敗した業務を最初からやり直せるなら、どのように進める?
・覚えられた業務はもう一人でもできる?
・覚えられていない業務はいつ覚えようか?
・PDCAサイクルは上手く回せてる?
・この職場で直した方が良いと思うところはある?
・自分の3年後のビジョンはイメージできている?
・自分の3年後の理想像は描けている?
・自分の理想に到達するには、何が足りていないか具体的に分かる?
・自分の強み弱みを把握するだけじゃなく、この職場でどう活かしていけるかイメージできている?
・OJTリーダーだけじゃなく、上司への報連相は十分にできている?
・今持っている仕事量は適量?
・日々何か学んで帰っている?
・仕事だけじゃなく、プライベートでリラックスできてる?
・毎日スケジュールや納期を意識して仕事ができてる?
・与えられる仕事よりも自分で見つけ出した仕事をやりたい?
・自分から必要な仕事を見つけて周りに提案して仕事できている?
・報告書の書き方で困ったことは無い?
・プレゼンは得意?機会があったらやってみたい?
・今まで仕事をしてきて、この仕事もっと効率良くできないかなぁと考えたとこはある?
・日々改善できている?
・もっと効率良く仕事を進めるためには、どこをどのように改善すれば良いんだろう?
・他の先輩社員の方々から、学ぼうという姿勢はある?
・参考にしたい先輩はいる?どんなところを参考にしたい?
・自分の目標にしている先輩はいる?その先輩のようになるには、どうすればいいんだろう?
日常会話の中の質問集
※衝撃的なことですが、最近の若手は、プライベートや土日休みで何をしているかなど聞いて欲しくないと感じる人もいますので、相手に合わせた質問をすることが大切です。
飲みやご飯に誘う時は、相手への気遣いを持っておきましょう。
・大学の専攻は何だったの?
・大学の先輩は会社や部署内にいる?
・土日休みは何してるの?
・趣味は何?
・昔部活は何やってたの?
・野球観る?
・ゴルフはやる?
・人事は誰が担当したの?
・地元はどこ?
・今はどこらへんに住んでいるの?
・職場の雰囲気にはもう慣れた?
・同期は同じ職場にいる?
・よく同期と遊びに行く?
・飲みに行くのは好き?
・学生から社会人になって過剰なストレスとか抱えてない?
・ちゃんと休みの日はリラックスできてる?どんなことしてるの?
・家では料理を作る?それとも外食が多い?
・上司や他の先輩たちと上手くコミュニケーションが取れてる?
・会社までどうやって通勤しているの?(車、電車、バス、自転車など)
OJTリーダーは対話を大切にしよう
社会人はコミュニケーションを小まめに取ることが大切ということは、みなさんも耳にタコができるほど聞いていると思いますが、基本的にマンツーマンで指導する必要があるOJTリーダーとそのパートナーは、より密なコミュニケーションが必要になります。
特に、OJTから積極的に質問し、相手からの返答を受けて、さらに会話を繋げていくことが大切です。
対話を大切にすることを強く意識してみましょう。
『本記事と共に読みたい』
コメント