【革新的なアイデアを創出する秘訣は場所にあり】アイデアマンの発想法
「革新的なアイデアを生み出したい!」
そう思う方は多くいるかと思いますが、革新的なアイデアってポンポン生み出せるものではありません。
しかし、革新的なアイデアが浮かぶ可能性を高めることはできます。
その秘訣は、場所にあります。
デスクでう~んと頭を悩ませていても、良いアイデアは生まれませんよね?
そこで本記事では、アイデアが浮かびやすい場所についてご紹介していきます。
会社でアイデアマンとしてその名を馳せている(!?)私の経験と一般論を交えながら、説明していきますね。
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アイデアを生み出しやすい基本的な場所、それは創造性の4B
アイデアを生み出しやすい場所として、最も有名なのは、創造性の4Bと呼ばれる場所です。
4Bとは、アイデアが浮かびやすい4つの場所の頭文字を取ったもので、全てがBから始まるので、4Bと呼ばれています。
創造性の4Bを下記します。
①Bus:バス⇒移動時。
②Bed:ベッド⇒睡眠前や睡眠時、起床後など。
③Bathroom:お風呂及びトイレ⇒狭い個室。
④Bar:バー⇒お酒を嗜んでいる時。
みなさんも、もしかしたら創造性の4Bで、すでに素晴らしいアイデアを思いついたことがあるという経験をお持ちかもしれません。
過去の偉人達の数多くの偉大なる発明も、この創造性の4Bから生まれているようです。
良いアイデアが浮かばずお悩みの方は、まずこの4Bでリラックスしながら考えることをおすすめします。
まだまだある!アイデアが浮かびやすい場所とは?
さて、創造性の4Bでアイデアが浮かびやすいということはお伝えしました。
しかし、創造性の4B以外にも、アイデアが浮かびやすい場所は、まだまだあります。
それを一挙にご紹介していきます。
・ソファ
ベッドに似ていますが、思いっきりくつろげる空間でのひと時は、頭をリラックスさせ、綺麗に整理してくれます。
おすすめのアイデア発想方法は、大きな紙やスケッチブックに思いついたことを落書きすることです。
この落書き術は、革新的なアイデアを生み出すための非常に有効な手段として、様々な企業にも取り組まれています(外資系が多いイメージです)。
書く(描く)という行為は、人間の脳を刺激してくれます。
特にパソコンで作業をすることが増えた現代人だからこそ、落書き術というものはおすすめです。
ソファで思いっきりくつろぎながら、何でも自由に落書きし、革新的なアイデアを生み出してみましょう。
・都会の駅
都会の駅には、本当に多種多様な人間がいます。
人は、自ずと自分に似た人間を身の回りに集めがちなので、世界が狭くなってしまいます。
その点、都会の駅には、自分とは全く異なる世界で生きている人達が集まります。
話しかけることは難しくても、多種多様な人達をじっくりと観察してみましょう。
そして、その人達の生い立ちや将来について、色々な想像を膨らませてみましょう。
きっと、今までの価値観が少しずつ変わっていくような、不思議な感覚を得られると思います。
今までにない刺激を感じることができますので、あなたの脳もインスピレーションを受け、良いアイデアを生み出しやすい柔らかな発想力を得られることでしょう。
・街
上記都会の駅と同じく、街にも多種多様な人達がいます。
さらに、その地域特有の街並みや風景があり、注意深く見ると、次々と新しい発見をすることができます。
毎日歩く通勤経路を、新しい発見をしようと心得た上で歩いてみてください。
今まで気づかないことだらけで、「一体今まで自分は何をしていたんだ!」と驚くぐらい、新しいものを発見できることでしょう。
日常の中で、「何か新しい物を発見しよう」という気持ちを持つだけで、革新的なアイデアが思いつきやすくなります。
街を歩くその瞬間を、ぜひともその意識を大切にしてみてください。
・未知なる場所(寄り道)
自分が知らない未知なる場所に行ってみてください。
なかなか時間が取れない方は、仕事帰りにふらっと寄り道してみるのも良いでしょう。
自分が知らない場所を、注意深く観察しながら歩いたり、自転車で走ってみると、次々と面白いものを見つけることができます。
何でも良いので、未知なるものを知るという行為によって、脳は良い刺激を受け、あなたの悩み事を解決する革新的なアイデアが浮かぶ可能性も高まります。
知らない場所に行くという行為は、脳と心をリフレッシュしてくれる効果もありますので、おすすめです。
・本屋
後述しますが、革新的なアイデアを生み出すために必須となるのが、幅広い知識です。
本屋で、あらゆるジャンルの本のタイトルを眺めてみましょう。
今まで読書をじっくりしたことがない人からすると、「こんなにも多種多様なジャンルの本があるのか!」と驚くことでしょう。
気になった本があれば、立ち読みでパラパラと読んでみるか、思い切って購入してみましょう。
気になった本を見てみぬふりをすることだけは、絶対に避けましょう。
自分の心に素直になり、気になったら必ず知るようにしましょう。
本屋に行く時間がなかなか取れない方は、友人との待ち合わせ場所を、本屋にすることをおすすめします。
待ち合わせ時間より30分は早く本屋に行き、本屋で探検してみましょう。
・小説に入り込む
これは厳密に言うと場所ではありませんが、小説の中に意識を入り込ませることで、意識を小説の世界に飛ばすと考えれば、場所になるでしょう(笑)。
小説の中の主人公や登場人物になり切って小説を読むという疑似体験をしてみましょう。
非常に脳に刺激を与えることができます。
また、その本の小説家になり切ってみるのも良いでしょう。
「ここの展開微妙だなー。自分ならこう書くのに!」と自分オリジナルの展開を想像してみましょう。
こういう日々の積み重ねが、あなたの発想力を伸ばしていきます。
あっと驚くアイデアが、突然舞い降りてくるかもしてませんよ。
アイデアは場所だけで生まれるほど甘いものでは無い。アイデアを生むために必須なのは?
本記事では、アイデアを生み出しやすい場所について、ご紹介してきました。
しかし、アイデアは場所だけで生まれるほど甘いものではありません。
あくまで場所は、アイデアを生み出しやすくする要因の一つです。
それでは、アイデアを生み出すために大切な要素とは、なんでしょうか?
それは、常にアイデアを生み出そうという意識をもつこと。
さらに、考えることを楽しむこと。
そして、目に映るもの、耳に聞こえるもの、身体に触れるもの、体内に取り込まれる香り、味わいに身を委ねることです。
つまり、五感を研ぎ澄ますことです。
色々書きましたが、残念なことに、アイデアを生み出すのに最も重要な要素は、幅広い知識や様々な経験です。
「アイデアとは、過去の自分の様々な経験や知識が無造作につなぎ合わされて引き起こされるものです。」
完全なる初心者が、革新的なアイデアを生み出すこともありますが、それはあくまでラッキーパンチや本物の天才のなせるわざでしょう。
結局は、コツコツと毎日、本や新聞、専門書を読んだり、色んな人と情報交換したり、試行錯誤しながら仕事に取り組むことが、革新的なアイデアを生み出す一番の秘訣なんです。
これは、揺るぎようのない事実だと思います。
楽して革新的なアイデアは出ない、ということですね。
アイデア場所にメモ帳とペンを潜ませることでアイデアは格段に生まれやすくなる
次々と面白いアイデアを生み出すアイデア人になるためには、メモ帳とペンを常に身の回りに置いておくことが、非常に有効です。
しかし、家の中でわざわざメモ帳とペンを持ち運ぶのはめんどくさいですよね。
なので、創造性の4Bには、メモ帳とペンを常に潜ませておくことをおすすめします。
ベッドの枕元や、トイレットペーパー置き場、洗面所専用のメモ帳とペンを用意しましょう。
バー(居酒屋)には、カバンやポケットに、メモ帳とペンを潜ませておけばよいでしょう。
とにかく、すぐにアイデアを書き出すことができる環境を整えることが大切です。
そして、素晴らしいひらめきが舞い降りたときに、逃さずに捕まえるためにも、メモ帳とペンを潜ませておくことは、非常に重要となります。
「メモ帳とペンを潜ませている」という意識が、常にアイデアを生み出すための刺激を脳に与えてくれますので、私自身、何もしないよりも格段にアイデアが出やすくなったように感じます。
まずは騙されたと思って、アイデア人となるために、形からスタートしてみてはいかがでしょうか。
アイデアは必ずすぐにメモること!人の脳の記憶力は信用ならない
アイデアが浮かびやすい場所で、良いアイデアがひらめいたら、すぐにメモを取るようにしましょう。
人の記憶力はあてにならないどころか、革新的なアイデアのようなひらめきほど、すぐに忘れてしまいます。
せっかく良いアイデアが浮かんだのに、忘れてしまうなんて、めちゃくちゃもったいないです。
アイデアは、生まれたその場でメモ帳とペンで記録することが鉄則です。
もちろん、スマホのメモ機能でも十分です。
とにかく、アイデアを逃さず捕まえることが大切です。
ー以上ー
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