※画像引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/219827
【ドイツの自動車メーカー9社とおすすめ人気車種】特徴と魅力を画像付きで紹介
本記事では、世界の自動車の中でも、日本で見かける機会が多いドイツの自動車メーカーとその代表車について、ご紹介していきます。
先ずは、ドイツ車のざっくりとしたイメージから書いていきます。
※その他外国車の自動車メーカーや代表車については、下記でまとめています。
ドイツ車のざっくりイメージ
まず、日本の輸入車といえば、ドイツ車だという人が多いと思います。
それぐらい、日本ではドイツ車は見かける機会が多く、世界の自動車の中でも日本人にとって身近な存在となっています。
しかし身近な存在とはいえ、ドイツ車は高級車のイメージが根強いですよね!
AUDI(アウディ)やBMW(ビーエムダブリュー)、MERCEDES BENZ(メルセデス ベンツ)など、そうそうたるブランドがありますしね。
また、日本車に比べて、故障が多いことも事実としてあります。
性能面では、ドイツ国内では、高速道路での時速が180kmほどで走る人もいるなど、高速での走りの性能を重要視する傾向にあります。
そのため、ブレーキの効きやトルクの高さ、サスペンションなどは、特に強いイメージがあります。
その分、燃費はあまりよくありませんね、、、。笑
色々と書きましたが、結局ドイツ車の一番の特徴としては、他の追随を許さない上質で高級感あふれるデザインや雰囲気でしょうか。
見た目からインテリアに至るまで、非常に洗練されていて、やはりドイツ車に乗る人はステータスが高いと他者に思わせることが出来るほどです。
以上が、ドイツ車のイメージとなります。
もちろん、車種やメーカーによっては、上記の通りではありませんが、おおむねそのようなイメージが定着しています。
それでは、次章では、ドイツ車のメーカーとその代表車についてご紹介していきます。
このメーカーと代表車を把握しておけば、一般人よりも車に詳しいと言っても間違いないと思います。
自動車の常識を抑えておきましょう♪
AUDI(アウディ)
※画像引用元:https://www.webcg.net/articles/-/36421
アウディとは、フォルクスワーゲングループに属しているドイツの自動車メーカーです。
アウディと言えば、エンブレムの4つの輪の存在感が強いですね!
※画像引用元:http://logomarkmania.seesaa.net/article/263543669.html
このエンブレムは、ヴァンダラー・ホルヒ・DKW(デーカーヴェー)・アウディの4社が、世界恐慌に立ち向かうために作った合弁会社が由来となっています。
結束と勇気の証であるエンブレム、かっこいいですよね!
アウディは、プレミアムなブランドとして、メルセデンスベンツやBMWという非常に強力なライバルと、日々競い合っています。
なお、上記写真は、世界で最も美しいクープと名高いA5です。
アウディで有名なのは、やはりAシリーズで、2018年11月現在では、A1~A8(A2除く)まであります。
モデルやオプションにもよりますが、基本的には数字が大きくなるほど値段も上がります。笑
A8 Lに関しては、新車で1600万円を超すこともあるようです、、、。笑
やはりアウディは、これからも高級車のイメージは崩れなさそうです。
BMW(ビーエムダブリュー)
※画像引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/219827
BMWは、MINIやロールスロイスを傘下に収めるドイツの自動車メーカーです。
元々は、航空機エンジンメーカーでした。
そのため、円を4等分したエンブレムは、プロペラを表しているんです!
※画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/BMW
日本でも、エンブレムを見るだけで、あ、BMWだ!と分かる人がたくさんいるほど、有名なエンブレムですが、まさか自動車なのにプロペラを表していたとは、、、。笑
取り扱う車種としては、セダンやクーペ、ワゴンをメインとした1~7シリーズや、SUVのXシリーズがあります。
さらに、最近のトレンドであるハイブリッドやEVであるiシリーズも展開しています。
上記写真は、2018年3月にドイツで発売されたコンパクトSUVのX2です。
こちらは、ベンツのGLAや、アウディのQ2など、人気モデルが多い激戦区に挑む形となりましたが、差別化するために、ボディの外周にプロテクターを張り巡らせ、エクステリアを幅広にするなど、工夫を凝らしています。
BMWは、このX2を、スポーツアクティビティクープとして売り出しています。
BMWと言えば、やはり高級車のイメージが強いですが、元々はエンジンメーカーだったこともあり、基本的な性能は非常に高いと感じます。
(一転、日本車に比べれば、やはり壊れやすいイメージもありますが、、、。)
BMW ALPINA(ビーエムダブリュー アルピナ)
※画像引用元:https://www.autozeitung.de/bmw-alpina-xd4-2018-preis-technische-daten-193387.html
アルピナは、BMWのコンプリートカーを取り扱う自動車メーカーです。
ちなみにコンプリートカーとは、市販車にチューニング(いわゆる改造)を施し、インテリアなどに手を加え、オリジナル仕様にした完成車のことです(エンジンが丸っと変わっていることもあります笑)。
自分で車をチューニングするよりも楽ですし、確実に安全であることから、近年では、コンプリートカーの人気が上がってきています。
このアルピナは、BMWに特化したコンプリートカーの販売店で、れっきとした自動車の製造メーカーの一つです。
上記写真は、2018年のジュネーブショーで世界で初めて公の場で発表された最新型のXD4です。
低圧と高圧で4つのタービンを作動させることで、全回転域で滑らかに加速することができ、その最高速度は270km弱ともいわれています。
まさにドイツ車らしい仕様ですよね!笑
また、アルピナ特有の技術で最適化されたトルク配分が特徴的です。
MERCEDES BENZ(メルセデス ベンツ)
※画像引用元:https://jp.autoblog.com/2013/05/20/s-class-mercedes-benz-2014/
ドイツ車の知名度でいえば、ナンバーワンともいえるのが、このMERCEDES BENZ(メルセデス ベンツ)ですね。
まさに、日本でも知らない人はいないという言葉通りの人気と実力、ブランド力を兼ね備えています。
メルセデス ベンツは、1800年代後半に、ベンツとダイムラーの会社が合併してダイムラーベンツができ、その後、2007年にダイムラーAGになったかと思えば、今やメルセデスベンツへと名前が移り変わっていきました。
一昔前は、大型の高級車のみを取り扱う自動車メーカーでしたが、今ではどの大きさの自動車にもチャレンジしたり、電動化や自動走行、カーシェアリングサービスなど、様々な次世代自動車への開発を手掛けています。
そのチャレンジングな姿勢をみていると、まだまだ高級車としてのブランドを維持しつつも、今後の世界でも生き残っていきそうな気配を感じ取ることが出来ます。
上記写真は、ベンツの中でも最高級のSクラスの新型です。
ベンツの象徴であるロゴが浮き出ており、圧倒的な高級感と存在感を感じられ、しびれるようなカッコよさを感じることが出来ます。
また、見た目だけじゃなく、安全運転支援システムがフル装備されるなど、機能的にも確かな強みを持っています。
OPEL(オペル)
※画像引用元:https://www.marklines.com/ja/news/205046
※画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AB
オペルは、2017年までGMの子会社として活動していましたが、GMの赤字転落に伴って、現在はPSAの傘下となっているドイツの自動車メーカーです。
過去には、ドイツの中でも最大級の自動車メーカーとして華やかな時代を築きましたが、ドイツの不況によって経営不振に陥り、現在は完全子会社として活動しています。
オペルは、PSAの仕立てた車を、オペル仕様に改良したモデルを展開するなど、うまく立ち回りを見せています。
上記写真は、ミドルサイズのSUVとして人気の高いグランドランド-Xの新型です。
こちらは、PSAとの協力体制によって生まれた車で、駆動方式がFF(フロントエンジン・フロントドライブ:エンジンが前方にあり、前輪が駆動する仕様)のみというのが、こだわりを感じるところです。
また、グランドランド-Xより一回り小さい小型SUVのクロスランド-Xも人気です。
PORSCHE(ポルシェ)
※画像引用元:https://www.webcg.net/articles/-/37769
こちらも日本では有名すぎるぐらい有名なカーメーカー、ポルシェです。
一昔前には、スポーツカーと言えばこれと言われるくらい大ヒットした911によって、スポーツカー専門メーカーとしてのイメージが先行しすぎて、1990年代には経営危機に陥ることもありました。
しかし、上記写真であるSUVのカイエンを発売し、スポーツカー専門メーカーという看板を見事に外すことに成功すると、業績も急上昇し、経営危機を脱しました。
上記写真は、ポルシェを救ったカイエンの新型です。
某プロ野球選手も乗ることを夢見るほどの、高級車ですね。笑
ラージサイズのSUVでしたが、フルモデルチェンジし、軽量化によって燃費の向上に成功しています。
フルモデルチェンジといっても、ポルシェの電子制御システムやサスペンションなど、まさにポルシェといった走りはそのままとなっています。
他にも、ケイマンやパナメーラ、マカンなど、続々と新しい自動車を発売し、着実に進化を遂げてきたポルシェは、今後もまだまだ躍進していきそうです。
いつかはポルシェを街中で乗り回したいですね!
RUF(ルーフ)
※画像引用元:https://kurutopi.jp/article/4753
RUF(ルーフ)は、BMW ALPINA(ビーエムダブリュー アルピナ)と同じように、コンプリートカーを取り扱う自動車メーカーです。
自動車メーカーとしての知名度はいまいちで、日本でも知らない人は多くいると思います。
しかし、かつてはイエローバードと呼ばれて愛されたCTRは、なんと最高速度342km/hを叩き出すなど、1987年頃のナンバー付き車両最高速度を記録するなど、なんともドイツの自動車メーカーらしさの最高峰を行く技術力を有しています。
上記写真は、CTR30周年を祝して30台限定で製造された新型のイエローバードです。
旧型よりも軽量化されており、その最高速度は360km/hにも到達します。
日本ではまず半分の速度も到底出せませんね、、、。笑
しかし、能ある鷹は爪を隠すというように、本気を出せばまだまだスピードを出せるという実力を隠し持ったまま街中を走るのも渋くてかっこいいですね!笑
SMART(スマート)
※画像引用元:https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88+%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%BC#imgrc=js0T1Fs0dZqytM:
SMART(スマート)は、1994年に誕生したばかりの、ダイムラーグループのコンパクトカーの自動車メーカーです。
2010年にダイムラーと日産が協力体制に入ったことをきっかけとし、スマートはルノーと仲を深めています。
上記写真は、最初に発売され、今なおスマートを引っ張る代表車であるFORTWO(フォーツー)の最新モデルです。
特徴としては、二人乗りというコンパクトさや、可愛いデザイン、小回りの利く運転のしやすさですね。
日本の街中にもぴったしで、おしゃれに可愛らしくドライブを楽しむことが出来ます。
VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)
※画像引用元:https://www.goo-net.com/car/VOLKSWAGEN/GOLF/grade.html
日本を走るドイツ車の中で、一番目にする機会が多いのが、このVOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)ですね!
同じドイツ車のMERCEDES BENZ(メルセデス ベンツ)やPORSCHE(ポルシェ)と比べると、さほど高級車のイメージはなく、VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)は大衆車メーカーとなります。
2015年には、排ガス不正問題を起こし、非常に大きく業績を低下させるも、2017年にはVOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)グループ全体で、およそ1077万台という新記録を樹立し、世界第一位の座に君臨しています。
つまり、日本で人気というよりも、世界的にトップクラスの人気を誇る自動車メーカーですね。
上記写真は、VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)の代表車であるゴルフです。
Cセグメントのハッチバックと言えば、まずゴルフの名前が挙がるほどの圧倒的な存在感を持ちます。
何度もモデルチェンジされており、現在は7代目で、予防安全技術を盛り込んだ先進性を持ち、車としての性能も大きく向上しています。
VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)は、ゴルフ以外にも、ポロやトゥアレグ、ザ ビートルなど、人気モデルを多く有しています。
我々一般人でも購入しやすいドイツ車なら、やはりVOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)ですね。
ドイツ車は日本でも世界でも強い!人気で売れる理由は?
以上がドイツの主要な自動車メーカーとその代表車となります。
ドイツ車の特徴はすでに前述していますが、ドイツ車は日本でも世界でもシェアが大きく、大衆車から高級車まで、幅広い分野で強いです。
日本の自動車も性能では全く負けていませんが、いかんせん、ブランド力や高級感、上質さというところでは、まだまだドイツ車は世界トップクラスで、日本車が敵わないところです。
上品で良い車にこだわる方や、車を自分のステータスとして強く意識する人には、ドイツ車はまだまだこれからの時代でも、おすすめとなります。
※その他外国車の自動車メーカーや代表車については、下記でまとめています。
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