【アメリカの主要な自動車メーカー8社と人気車種】外車の特徴を画像付きで紹介
アメリカ車と言えば、ドイツ車にはかないませんが、日本でもなじみが深いですよね。
JEEP(ジープ)やFORD(フォード)などが有名で、街中を走るその姿を見る機会もそこそこにあると思います。
本記事では、アメリカ車の主要なメーカーとその代表車について、一般常識レベル(自動車業界に入るなら最低でも知っておきたいレベル)でご紹介していきます。
まずその前に、アメリカ車の全体的な特徴について下記していきます。
まずアメリカ車の良いところとしては、国土面積の広さやアメリカ人の身体の大きさもあってか、とにかく自動車が大きく、その車内の空間も広いです。
そして、スラム街や大自然の中で故障によって取り残されないようにと、メカをあえてローテク化していますので、走れなくなるといった致命的な故障が出にくいイメージがあります。
さらに、欧州の自動車よりも全体的に安いので、一般人でもそこまで背伸びしなくても購入できる自動車が多いところも、良いポイントになります。
それに対し、アメリカ車の悪いところとしては、ネジなどの規格や速度メーカーの表示がマイルであるなど、アメリカ車ならではであることが、日本で使いづらいところです。
また、アメリカは輸入を担当する業者の移り変わりが早いので、その他外車よりもアフターサービスが不安定であるところもウィークポイントとなります。
さらに、良いところで自動車のサイズが大きいことを挙げましたが、こちらは諸刃の剣で、悪いところもあります。
大きいということは、税負担が大きくなり、都会での駐車場所で苦労することがあります。
しかし、総合的に見ても、やはりアメリカ車の力強い見た目はかっこいいので、男性なら、男としてアメリカ車を乗り回したい気持ちもありますね。笑
それでは次は、アメリカ車の主要メーカーや、その代表車をご紹介していきます。
一般常識として自動車について学びたい方や、自動車業界に飛び込む予定の方は、一読して決して損はないと思いますよ♪
このメーカーと代表車を把握しておけば、一般人よりも車に詳しいと言っても間違いないと思います。
自動車の常識を抑えておきましょう。
※その他外国車の自動車メーカーや代表車については、下記でまとめています。




BUICK(ビュイック)

引用元:https://response.jp/article/2012/04/11/172826.html
アメリカの最大手の自動車メーカーであるゼネラルモータース(GM)のブランドの一角を担うのが、このBUICK(ビュイック)です。
後ほどご紹介するシボレーよりも高級のブランドとなります。
現在、BUICK(ビュイック)は、中国市場への展開に非常に力を入れているためか、日本での知名度はそこまで高くありません。
その代わり、中国に合わせた仕様の自動車を多く展開することで、中国で非常に成功を収めています。
昔からBUICK(ビュイック)を知っている方は、大型車のイメージが強いかもしれませんが、時代に合わせ、SUVや小型車を開発を進めています。
上記写真は、BUICK(ビュイック)の最大なサイズをもつ3列シートのクロスオーバーSUVとして人気を博しているアンクレイブです。
世界的にSUV人気が止まらない状態ですので、その風が後押ししてくれています。
SUVの中でトップクラスの大きさを持ちますので、もはやミニバンのような扱いもできるところが魅力的なところです。
スポーティーさを失わずにここまでサイズ感を出すことに成功しているところが、人気の秘訣の一つと感じます。
CADILLAC(キャデラック)

引用元:https://minkara.carview.co.jp/car/cadillac/ats/
世界中のVIP達どころか、歴代のアメリカ大統領達を運んできたのが、このCADILLAC(キャデラック)です。
2009年からは、ゼネラルモータース(GM)の傘下として活動することとなりました。
最高級ブランドとしての存在感は残しつつも、現代では時代の流れに適応するため、SUVの開発に着手するなど、チャレンジングな姿勢が見られます。
上記写真は、プレミアムなコンパクトセダンとしてCADILLAC(キャデラック)を引っ張っているATSです。
このATSは、運転手にドライブをする楽しさを実感してもらうことを前提とした設計思想を持っていることが最大の特徴として挙げられます。
2Lの直噴ターボエンジンや8速のATを備え付けており、またレカロ製のパフォーマンスシートによる快適さを提供してくれるなど、思わずドライブしたくなる仕組みやこだわりが多く付けられています。
CADILLAC(キャデラック)の自動車は、やはり高級ブランドとしてのイメージが強いですが、今や大衆向けとまではいかないにしろ、徐々に近寄りやすいような歩み寄りをしているように感じます。
CHEVROLET(シボレー)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9C%E3%83%AC%E3%83%
BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88
アメリカ車の中で、日本でも知名度が割と高いのがこのCHEVROLET(シボレー)です。
小さいサイズから大きいサイズまで、非常に幅広いラインナップがあるのが特徴的な自動車メーカーです。
日本の自動車メーカーであるトヨタやスズキとのコラボレーションの車両を展開するなど、日本に近いイメージが強いです。
その甲斐もあってか、日本のみならず世界中でその親しみやすさで愛されています。
上記写真は、CHEVROLET(シボレー)の中だけでなく、アメリカの代表的なスポーツカーであるコルベットです。
先端の翼のようなロゴマークと、平たく伸びた流体的なデザインがかっこいい自動車ですね!
運転性能としては、コーナリングが優れており、どんな道でもドライブを存分に楽しめる仕様となっています。
CHRYSLER(クライスラー)

引用元:http://www.daiban.com/vcsMember/stockdetail/37-3_152.html
ゼネラルモータースやフォードと共に、アメリカを代表する自動車メーカーが、このCHRYSLER(クライスラー)です。
1998年には、ダイムラーベンツと合併したことで、衝撃がありました。
しかしその後、原油高の影響などで経営不振となり、ベンツと別れると、今度はイタリアのフィアットの子会社となりました。
上記写真は、2017年に発表されたミニバンのパシフィカです。
こちらはクライスラーの大ヒット作であるタウン&カントリーの次世代モデルとしてデビューし、変わらず人気を博しています。
特徴的なのは、ファミリーカーとして大人数を乗せることが出来る収容力と、乗り心地の良さや、安全面に配慮した実用的な仕上がりとなっているところです。
アメリカ車らしい力強さとサイズ感を持った一台です。
FORD(フォード)

引用元:http://kakaku.com/item/70101010209/
日本でも知らない人はそうはいない名実ともに優れたアメリカの自動車メーカー、FORD(フォード)です。
圧巻なのは、世界中にある生産拠点が60箇所を超えているというところですね。
さらに生産拠点に注力するだけでなく、将来的に完全に自動運転できる自動車の開発を推し進めるなど、最先端を進む研究開発力を有するなど、今後も目を離せない自動車メーカーです。
上記写真は、FORD(フォード)の代表的なスポーツカーとしてヒットしているマスタングです。
アメリカ国内だけでなく、世界中で成功できるように、フレキシブルな仕様を取り揃えているのが特徴的です。
例えば、BUICK(ビュイック)が中国市場を狙ったように、イギリスに右ハンドル車を展開するなど、その土地その土地を意識した販売戦略を実現した自動車となっています。
機能面に関しては、なんと10速ATを導入するなど、革新的な試みを行っています。
FORD(フォード)は、開発力が強いイメージがありますが、その色が濃く出た一台だと感じます。
GMC(ジーエムシー)

引用元:https://www.calwing.com/car/20170502084511/
ゼネラルモータース(GM)のSUVからトラックのような大きなサイズを担当するブランド、GMC(ジーエムシー)です。
かつてはバスや大型トラックを取り扱っていましたが、現在では事業撤退し、SUVに特化することとなります。
上記写真は、GMC(ジーエムシー)が誇るフルサイズSUVのフラッグシップとして高い人気と評価を持つアカディアです。
3列シートで、7人も悠々と乗ることが出来るボディサイズを持ち、大家族もこれ一台で乗ることが出来ますし、アウトドアで荷物を一気に運べます。
また、走破性が非常に高いので、山道でも問題なく走れますので、まさにアウトドア向きの自動車です。
みんなでワイワイ遊びに行けますので、アカディアを持っている方は、鼻高々で人気者になれますね♪笑
JEEP(ジープ)

引用元:https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler-navi.html
現在、日本でも見る機会が非常に増えたのが、JEEP(ジープ)の自動車です。
クライスラーの傘下として、オフロードを専門として販売する自動車メーカーとして、JEEP(ジープ)ならではの存在感を放っています。
サイズ感や独自のデザイン性、そしてその走破性の高さが日本でもヒットし、日本でトップクラスに成功したアメリカ車ブランドと言えます。
上記写真は、JEEP(ジープ)のまさに代表車と呼べるラングラーです。
最大の特徴としては、やはりドアやルーフが脱着できるので、大きな荷物も詰め込めますし、オープンカーのような使い方もできるのが、魅力的です。
また、まさにJEEP(ジープ)といった、思わずドライブに出かけたくなるような走破性も抜群に優れています。
日本でも大注目のJEEP(ジープ)の今後の動向が気になりますね♪
LINCOLN(リンカーン)

引用元:https://carislife.hatenablog.com/entry/2015/03/30/224143
CADILLAC(キャデラック)と同じ創設者であるヘンリー・マーティン・リーランドによって創設されたのが、このLINCOLN(リンカーン)です。
LINCOLN(リンカーン)はかつて、1970年代からデザイナーシリーズというものを販売したことで有名ですね。
高級ブランドであるグッチやカルティエなどとコラボしたことで、世界中に自動車の新しい在り方というものを示しました。
その結果、現代では、ベンツとアルマーニがコラボしたり、MINI(ミニ)とポールスミスが手を組んだりと、様々な面白い組み合わせが実現することとなりました。
上記写真は、LINCOLN(リンカーン)の代表車として人気を博しているフラッグシップセダンのコンチネンタルです。
コンチネンタルと言えば、角ばったフォルムの自動車でしたが、新型でそのイメージとは大きく異なるデザインとなったことで、一時話題となりました。
また、フォード製のダウンサイジングエンジンであるエコブーストの技術を活用した専用エンジンのGTDIを搭載しているところや、最上級のオーディオに非常に細かく調整できるシートなど、その随所にこだわりが垣間見える作りとなっています。
アメリカ車は日本撤退傾向で売れない?理由は?
現代では、アメリカ自動車メーカーは、あまり日本進出には積極的ではなく、むしろ事業撤退する傾向にあります。
また、日本の狭い道を走るのに、大きいアメリカ車は向いておらず、日本人がコンパクト車を求めるようになったことも原因となっています。
日本人がアメリカ車を購入しないことは、政治的な問題にもなっていますね。
しかし、やはりアメリカ車には、日本車には無い力強い見た目やパワフルな走破性などがあり、魅力に溢れていますので、まだまだアメリカ車にも注目していきたいですね!
※その他外国車の自動車メーカーや代表車については、下記でまとめています。




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