※画像引用元:https://carview.yahoo.co.jp/motorshow/paris-motorshow/news/20180220-10288045-carview/
【イタリアの自動車メーカー8社とおすすめ人気車種】特徴と魅力を画像付きで紹介
本記事では、世界の自動車の中でも、デザイン性が優れている傾向にあるイタリア自動車メーカーとその代表車について、特集していきます。
先ずは、イタリア車のざっくりとしたイメージを下記していきます。
※その他外国車の自動車メーカーや代表車については、下記でまとめています。
イタリア車のざっくりイメージ
まず、イタリア車の最も優れた特徴といえば、美しいデザインが挙がってくると思います。
自動車と言えば、見ていて走りたくなる見た目をしているべきだと考えますが、イタリア車は、ただ眺めるだけでも満足できるほどの美しさがあります。
イタリア車は、最先端かつ革新的な外観をもつ自動車が多く、どこか色気を感じるような雰囲気すらあります。
また、イタリア車は、フランス車と同様に、道路が石畳であることが多く、路面からのダメージを吸収できるように、足回りにはこだわりをもっているため、その乗り心地は快適そのものです。
しかし、耐久性や信頼性が、その他世界の自動車よりも劣るところがあり、また車内のスペースが狭かったり、後方の視界が広くなかったりと、実用性は低い傾向にあります。
やはりデザイン重視なので、その分その他機能をないがしろにされてしまっているという印象があります。
それでは、イタリアの自動車メーカーと、その代表車をご紹介していきますので、下記します。
このメーカーと代表車を把握しておけば、一般人よりも車に詳しいと言っても間違いないと思います。
自動車の常識を抑えておきましょう♪
ABARTH(アバルト)
※画像引用元:http://car-me.jp/articles/7430
アバルトは、一昔前にレースカーとして一時代を築き上げたイタリアの自動車メーカーで、フィアットのモータースポーツ部門として、フィアットの傘下として活動していました。
しかし2007年に、アバルトは復活し、プントや500の新型、124スパイダーなどのモデルを次々と展開し、徐々にその存在感を増しています。
上記写真は、アバルトの代表車の一角を担う124スパイダーです。
この124スパイダーは、マツダのロードスターと共同開発されており、似ている箇所もありますが、アバルト独自のチューニングが施されており、ドライブ時の荒々しさが特徴的です。
ロードスターのようなスポーティーなオープンカーが欲しいけど、さらに日本で目立つようなレアな車に乗りたい方は、この124スパイダーが適しています。
ALFA ROMEO(アルファロメオ)
※画像引用元:https://minkara.carview.co.jp/car/alfaromeo/giulietta/
アルファロメオは、日本でも比較的知名度の高い、イタリアの高級スポーツカーメーカーです。
かつてはハイエンドモデル(それぞれの車種で最高位となるモデル)しか製造してきませんでしたが、現在はジュリアやジュリエッタなどを量産し、日本や世界各地で高い評価を得ました。
しかし、結局経営難によって、フィアットの傘下となりました。
上記写真は、アルファロメオの中核を担うCセグメントのハッチバックであるジュリエッタです。
ジュリエッタは、さすがの高級スポーツカーメーカーであるアルファロメオの技術によって、スポーティーさとエレガントさが共存している外観が特徴的です。
乗り心地も日本車に近く、日本車から乗り換えても、違和感は小さそうなのも良いですね。
ぱっと見るだけでも、その確かな存在感を強く感じられるエレガントさが、このアルファロメオの自動車の全体的な特徴だと感じます。
FERRARI(フェラーリ)
※画像引用元:https://carview.yahoo.co.jp/motorshow/paris-motorshow/news/20180220-10288045-carview/
イタリア車の中でも、日本で圧倒的な知名度を誇るのがこのフェラーリですね。
フェラーリといえば、高級車の中の高級車というような、最高峰のブランド力を持っています。
一時はフィアットの子会社となるも、現在は再び独立企業として復活しています。
上記写真は、フェラーリの代表車の一つであるポルトフィーノです。
このポルトフィーノは、オープンボディのFRスーパースポーツカーです。
性能面は、さすがフェラーリといったところで、最高速度は320km/hを超え、停車時から100km/hまでの到達時間は3.5秒と、圧倒的なスピードと加速力を持っています。
エンジン性能だけでなく、空気抵抗を考慮した設計によってなせる業ですね。
しかも、ただスピードを出すだけでなく、高速度域でも確かな操縦の安定性を持っており、まさにスーパースポーツカーという仕上がりになっています。
もちろん見た目も流麗なスタイルが美しいです。
圧倒的なブランド力をもつスーパースポーツカーのメーカーといえば、やはりフェラーリの存在感は強いです。
FIAT(フィアット)
※画像引用元:http://kakaku.com/item/K0000287291/catalog/
イタリア最大手であり、かつ世界中で強い存在感をもつFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の中心的な存在なのが、このフィアットです。
上記写真は、フィアットの中核をなす500です。
この500は、世界で一番評価を得たレトロなデザインの自動車と言われるほどの人気を博しています。
非常にコンパクトながら、大人4人を乗せることができる収容力と、可愛らしいデザインを大きく変更することなく維持しているところが特徴的です。
もちろん、エンジンなど機能的なところは、しっかり進化させています。
フィアットは、クライスラーとの合併によってFCAを設立し、世界の中でもトップクラスの規模の自動車メーカーとなりました。
現在では、イタリアの自動車メーカーといえば、間違いなくフィアットがそのトップを走っています。
LAMBORGHINI(ランボルギーニ)
※画像引用元:https://gqjapan.jp/car/news/20171207/lamborghini-urus-nishikawa
LAMBORGHINI(ランボルギーニ)は、フェラーリと共にイタリアを象徴するスーパースポーツカーメーカーです。
かつては倒産や買収を経験するなど、何度も危機を迎えたが、ドイツのアウディの子会社となってからは、販売台数を順調に伸ばしており、現在は勢いを増しています。
2017年現在では、7年連続で販売台数を伸ばしており、経営は順調そのものです。
上記写真は、スーパースポーツカーメーカーであるLAMBORGHINI(ランボルギーニ)が、SUV業界への歩みを始めた歴史的なSUVであるウルスです。
その美しくもパワフルさを感じる見た目も素晴らしいですが、驚きはその性能にあります。
LAMBORGHINI(ランボルギーニ)初のターボチャージャーを2基導入しており、12.8秒で停車時から200km/hまで加速し、その最高速度は305km/hとも言われています。
また、独自の四輪操舵システムによるハンドリングは、他の追随を許さず、SUVの性能の枠をはるかに超えたスーパーSUVといっていいほどの性能を有しています。
イタリアが誇る最高級スーパースポーツカーメーカーは、これからも世界にその名を轟かせ続けそうです。
LANCIA(ランチア)
※画像引用元:https://minkara.carview.co.jp/car/lancia/ypsilon/
かつてのモータースポーツ界では有名だった自動車メーカー、LANCIA(ランチア)です。
現在はフィアットの傘下で細々と活動しており、販売車は上記写真のイプシロンのみに限定されています。
しかしイプシロンは、知る人ぞ知る名車で、個性的なフロントマスクを持ちつつも、イタリア車らし優雅さを兼ね備えています。
ランチアのイプシロンという、現代では認知度が低いものの名車であるような渋いチョイスをする人には、おすすめかもしれません。
(但し、販売地域が欧州の地域限定との話もあります。)
MASERATI(マセラティ)
※画像引用元:https://www.autocar.jp/firstdrives/2017/12/08/253933/
フェラーリがフィアットグループから独立してから、改めてその存在感を示し始めたのが、このMASERATI(マセラティ)です。
高級車をメインに取り扱っていますが、オープンカーやセダン、SUVなど、幅広い分野でラインナップを充実させています。
上記写真は、MASERATI(マセラティ)が誇る主力のアッパーミドルセダンであるギブリです。
意外とコンパクトなんですが、そのパワフルさが特徴的です。
また、ハンドル上のボタンによって、自分で最高速度を設定して制限することができるなど、安全性については強く追及しています。
また、フロントのライトが釣り目なのも、ギブリの力強さを引き出しています。
PAGANI(パガーニ)
※画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9
少量生産でスーパーカーを製造する自動車メーカーとして、最近存在感を増しているのがこのPAGANI(パガーニ)です。
1991年頃に創設された新興メーカーですが、第一号のゾンダというスポーツカーが大ヒットしました。
そのゾンダは2010年に生産を中止し、後継者として発表されたのが、上記写真のウアイラになります。
ウアイラの特徴としては、カーボンとチタンから車両の骨格が作られているため、レーシングカーと同等レベルの軽さを誇ります。
さらに、ツインターボや空力へのこだわりによって、スーパーカーの中でも優れた性能を有しています。
また、オープンカーモデルのロードスターもあるなど、好みに合った選択ができるようになっています。
何より、最大の特徴としては、やっぱりかもめの翼のように開くガルウィングドアですね!
(まんまですが、ガルウィングとは、かもめの翼という意味です。笑)
ガルウィングドアがカッコよすぎますね!
全世界に誇れるカッコよさと性能を持ったスーパーカーを提供してくれるのが、PAGANI(パガーニ)です。
イタリアは高級車が圧倒的な存在感を示す
上記の通り、イタリアはスーパースポーツカーや高級車のメーカーのブランド力が非常に強く、高級感とエレガントさ、そして高い性能が際立ちます。
まあ、その分お値段も半端ないんですが、、、。笑
しかし見た目や性能を重視するあまり、実用性については弱い部分があり、故障率も低くないところがウィークポイントになっています。
その他自動車に関しては、イタリアの道路が石畳ということもあって、乗り心地の良さには定評があることが多いです。
いつかはイタリアの高級車を高貴(?)に乗りこなしてみたいですね♪笑
※その他外国車の自動車メーカーや代表車については、下記でまとめています。
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